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腰痛症

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腰痛症

腰痛症

(1)腰椎分離症  

 

おもに10代前半の成長期におこる病状で、腰椎の後ろ側にあり、椎間関節につながっている「椎弓」という部分の疲労骨折です。
腰椎を酷使するようなスポーツの動きを続けていると、成長期の弱い骨は折れてしまいます。 特に第5腰椎に発生しやすく、野球、バレーボール、バスケットボール、サッカー、柔道、ラグビー、 ウエイトリフティングなど、頻回に体幹の前後屈、回旋を行うスポーツに多く見られます。

 

(2)椎間板ヘルニア

 

20~30代に多くあらわれる症状で、椎間板は外側の線維輪と内側の髄核に分かれていて、椎間板に負担をかけ、線維輪が強く傷つくと、ゼリー状の髄核が線維輪をビリッと突き破り「にゅるり」と外に出てしまいます。こうして起こるのが椎間板ヘルニアです。 ひどいときには、飛び出た髄核が神経を圧迫して 足のしびれや筋力低下などが起こることがあります

 

(3)腰椎すべり症

 

40~50代になると、椎間板の水分が若いときの半分くらいになってしまう方も増えます。
この時期は、椎間板がつぶれて支えが弱くなることで 腰椎が不安定な状態になり、腰椎が前方(まれに後方)に じょじょにズレてしまう。腰椎がズレるということは、 椎間板や椎間関節に物理的刺激がかかるため違和感や 坐骨神経痛、激しい痛みにおそわれる方もいます。

 

(4)変形性腰椎症

 

腰椎が変形してしまった状態を指す総称で、50~60代以降の方に多くみられます。
背骨は椎間板が支えていますが、椎間板が弱くなり つぶれていくと骨への負荷が増します。
こうなると体は「骨をもっと強くしないと!」と細胞を増殖  させて腰椎を大きくし腰を安定させようとします。
しかしこの増殖は椎間板の劣化から始まったあやまった骨の増殖です。そのためいびつな形に大きくなってしまうことがほとんどその代表といわれるのが骨棘です。
この骨のトゲが大きくなると神経が通っている脊柱管を  圧迫するなど、さまざまな症状や痛みを引き起こします。

 

(5)脊柱管狭窄症

 

「脊柱管」とは、脳から出ている神経の束が入った、背骨にあるトンネルのこと。
ここが何らかの原因により細くなってしまい、神経が圧迫された症状が出ると 「脊柱管狭窄症」と診断されます。
トンネルが細くなる原因は様々でヘルニアで飛び出た髄核腰椎の骨棘、すべり症によりズレた腰椎などが脊柱管を圧迫し、脊柱管の中の神経を圧迫していきます。
すると、脳から各部位に送られる命令や各部位が脳に送る情報の伝達を阻害してしまいます。
腰部の脊柱管に圧迫が生じると、しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、 少し休むとまた歩けるようになる間歇性跛行などの症状がみられます。

 

(6)腰椎圧迫骨折

 

70代以降の高齢の女性におこりやすい症状です。
圧迫骨折とは骨が負荷に耐えきれなくなりつぶれていく状態をいいます。骨粗鬆症などにより骨がもろくなっていると、体の重さに腰椎が耐え切れなくなり 徐々に腰椎がつぶれていきます。骨折による脊髄の圧迫のため、筋力低下、知覚麻痺、直腸膀胱症状(便、尿の失禁など)などが発生することがあります

 

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