【補完代替医療の最前線：アルゼンチンの州政府の公立病院は、鍼を含む補完医療ユニットを開設する】

　2025年3月8日アルゼンチン・サルタ州政府

「セニョール・デル・ミラグロ病院は慢性疼痛(dolores crónicos：ドロレス・クロニコス)患者のための補完医療ユニットを開設した。」

以下、引用。

「鍼治療は痛みを管理し、炎症を軽減するために行われる技術です。」

以上、引用終わり。

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「セニョール・デル・ミラグロ(Señor del Milagro)」病院の「ミラグロ(Milagro)」とは「奇跡(ミラクル)」であり、「奇跡の主病院」という名前です。

 

スペインの旧植民地のカトリックの聖人信仰が「セニョール・デル・ミラグロス」であり、日本でも関東を中心に「セニョール・デル・ミラグロス祭り」がたくさん開催されているそうです！キリストのおみこしが練り歩きます。

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日本マリネラ協会

以下、引用。

「現在日本では、特に関東と東海地方を中心に・・・“奇跡の主”を意味するセニョール・デ・ロス・ミラグロスと呼ばれる行事が開催されている。」

「また関西地方では、日本最古の行事である神戸市での行事が現在でも続いている。」

以上、引用終わり。

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神戸では、住吉カトリック教会で、セニョール・デ・ロス・ミラグロスのお祭りが毎年されているようです。

　アルゼンチンでは2001年のNo. 997/2001という法律によって、医師と歯科医師にのみ鍼施術が規制されていました。

2008年に法改正が行われ、法律17.132 y 24.317.によって、理学療法士(Fisioterapeutas)とキネシオロジスト(Kinesiólogos)にも鍼の施術が許可されました。

 

　南米でも鍼治療の需要が増えてきています。

 

ブラジルでは日本人医師の山元式新頭鍼療が普及しています。

　ブラジルの大統領が病に倒れ、世界各国から優秀な医師に治療してもらったが完治には至らず、日本人医師の山元式新頭鍼療（YNSA）をしたところ、大統領の症状がよくなりその後、大統領が推進して山元式新頭鍼療（YNSA）のクリニックをブラジルの各地に開設したそうです。

　数年後、鍼をする希望者が増えていき、その結果、国民の意識が予防的医療という思想や自然治癒力への関心が高まり、西洋医学の高額な治療が減少し、国民の医療費が少なくなったということがあったそうです。

　そのことも今回のアルゼンチンでの鍼治療の導入への影響もあったのではないかと考えられます。