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骨盤底障害の鍼治療は効果がある? - アメリカ

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骨盤底障害の鍼治療は効果がある? - アメリカ

骨盤底障害の鍼治療は効果がある? - アメリカ

2024/01/23

「骨盤底障害の鍼治療:効果はありますか?」という記事が、産科医・婦人科医のための科学的臨床実践の翻訳に特化したアメリカの月刊誌「Contemporary OB/GYN」のサイトに掲載されていました。

骨盤底とは、内臓を支える一番底にある部分で、筋肉や靭帯と皮下組織からできている、恥骨から尾骨の間にある菱形のプレートのことで、特に女性の場合は、膀胱・直腸などの臓器と子宮も支えている構造です。尿道・腟・肛門などは、骨盤底を突き抜けて通っています。

骨盤底筋は骨盤を構成する恥骨・腸骨・坐骨の間で骨盤内臓器である子宮や膣・腸などの部分で支えている小さい筋肉の集まりのことで、それらを「盤底筋群」と呼んでいます。

骨盤底筋の主な役割は3つです。

  • 1.骨盤内にある臓器である子宮、膀胱、直腸などを正しい位置に保つ
  • 2.体幹部のインナーマッスルと共同して腹圧を調整して維持する
  • 3.排尿や排便のコントロールをする

 

その骨盤底筋が脆弱化すると、慢性骨盤痛、尿失禁、骨盤臓器脱などの骨盤底障害は、ほぼ4人に1人の女性の生活の質に影響を与えているということです。

今回の17の研究論文の調査結果についての一部を引用させていただきます。

要点は次のようになります。

・慢性骨盤痛に対する鍼治療で、知覚される痛みの強さの減少を示した
・尿失禁は、鍼治療が他の保存的治療に比べて非劣性であると結論付けた
・骨盤底機能障害に関して、鍼治療が症状を大幅に軽減することを発見した

このような鍼治療が慢性疼痛や失禁、骨盤底機能障害などのさまざまな骨盤底障害に使用できるツールであると結論付けています。

骨盤底を構成する筋肉を、骨盤底筋群と言いますが、よく知られているアプローチとしては、その筋肉を鍛える、骨盤底筋体操という筋トレ方法などがあります。

鍼治療でも改善できるのは、本当に有難いことです。

体操などのセルフケアとあわせて、鍼灸治療を試してみるのも効果的です。

 新中野國安鍼灸整骨院でも、慢性骨盤痛、尿失禁、骨盤臓器脱などの骨盤底障害への鍼灸治療行っております。

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