株式会社 千乃

パーキンソン病のケアとしての鍼灸

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パーキンソン病のケアとしての鍼灸

パーキンソン病のケアとしての鍼灸

2022/10/13

パーキンソン病は、日本では人口10万人当たり100~150人の患者がいると言われていますが、65歳以上ではおよそ100人に1人が発症していて、決してまれな病気ではありません。

発症年齢は50歳代後半から60歳代が一番多く、高齢者に多い病気となっています。


パーキンソン病は、脳内の中脳という場所の黒質神経細胞の数が減り、ここで作られるドーパミンという神経伝達物質が減少するのが原因で特有な症状が現れます。

なぜ黒質神経細胞の数が減るのかはわかっていませんが、現在、日本でもパーキンソン病にかかる人は急増しており、介護が必要になる要因の第6位になっています

 

パーキンソン病の症状

パーキンソン病の初期症状は、振戦であるふるえから始まる人が一番多く、全体の60%となっています。

次に歩行障害が20%、動作緩慢が20%となっています。この他に立ちくらみや便秘、うつ症状などが現れることもしばしばあります。

 

手のふるえ
左右どちらかの手にふるえが起こります。
何も動作をしていない時にふるえるのがパーキンソン病の特徴ですが、睡眠中にはまったく起こりません。

また、感情的なストレスや疲労により、ふるえは強くなる傾向があり、徐々にもう一方の手や腕、脚にもふるえが起こるようになり、顎や舌、額、まぶたなどに起こる場合もあります。
 

歩行障害
パーキンソン病の初期症状としての歩行障害は、特に最初の一歩が踏み出せなくなるという特徴があります。

ようやく歩き出しても、歩幅が小さくなり、小刻みに足を引きずるような特徴的な歩行が見えます。

腕を振らずに歩き、途中で止まるとなかなか向きを変える事ができなくなるケースもあります。

動作緩慢
筋肉が硬直して関節を曲げたり伸ばしたりする時に抵抗があるため、日常的な動作をするのに時間がかかります。

例えば、服の着脱や食事動作、寝返りなど、何をするにもゆっくりとした動作になり、やがて日常生活に支障をきたすようになります。

ふるえが一度も起こらず、歩行障害や動作緩慢の様子から病気が発見された例も多くあります。

また、パーキンソン病のその他の初期症状として、嗅覚の低下や、まばたきの回数が減る、食欲がなくなる、無表情になる、声が小さくなる、などがあります。

治療法

このようなパーキンソン病はお薬や運動療法によって治療が行われていますが、なかなか難治性で、効果があまり上がらない症例も多くありますが、このパーキンソン病の治療に特化した鍼灸治療を行っている明治国際医療大学の診療所があり、そこでは全国からパーキンソン病の患者様が来院されていて良い効果が報告されています。

 当院でもその治療を導入して、パーキンソン病の鍼灸治療を行っております。

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