天気が悪いと、なぜ体の調子も悪いの?
2017/07/06
台風や雨また梅雨の時期など急な天気の変化で体調が悪くなるという話を聞きますが、実際のところ何故なんでしょうね?「天気が悪い日は古傷が痛む」「関節痛の持病が悪くなる」「首肩が酷くこる」などということをよく聞きます。
私たちの体は1気圧=1,013hPaという力を受けています。
具体的には1平方センチメートルあたり約1キログラムです。
親指の爪ぐらいの面積に1キロの重りが載っている、そんな感じです。
そんなに上から押されてるの?しかし、 感じないよ?
そうですね。感じませんね。なぜなら私たちの身体も自然と押し返しているからです。しかし低気圧が来ることで、その押し返す力の方が強くなります。
その結果、少しだけですが身体が膨張することになり、血管やリンパへの圧力も弱まります。ほんのわずかですが、血行が悪くなるというのが直接的に考えられます。
また自律神経も、気圧が低くなった、普段より酸素が薄い、光が少ないなどの環境の変化を微妙に感じ取り、その結果、副交感神経の方が優位になって、リラックスしたいなどのモードになります。
これらの体のコントロールにはどうしたら良いのでしょうか?
血流やリンパ流れの改善、自律神経の調整するには鍼灸治療が大変効果的です。
また、雨の日は無理ですが、少しでも普段から日の光を浴びるとかお風呂に入ることや軽い運動をすることで、血行を良くするなどの工夫もあるでしょう。環境をうまくコントロールすることが対処法につながると考えられます。
國安鍼灸整骨院
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