お灸はどんな症状に効くの?
2016/09/16
よく昔から悪いことをすると「お灸をすえる!」と言いますが、昔のお灸はとても大きく、熱が伝わると「う~~暑い!」と冷や汗をかくぐらいの熱さです。
しかし、現代では火傷での跡や感染症等の問題で、温灸や各物灸といって、お灸の下に薄いにんにくや生姜などを引いた上にすえるお灸や家庭で手軽にできるせんねん灸などもあります。
お灸はどんな効果があるのでしょうか?
・自律神経を整える効果
お灸をすえることにより、筋肉が緩み血液循環が改善され、自律神経が整い体の不調を改善してくれる。便秘、胃腸障害などに効果的です。
・免疫力を高める
お灸をすることで皮膚の下の血管やリンパを刺激して、細胞が活性化され免疫力を高めていく作用があります。
・鎮痛効果
もぐさの成分である有効成分として注目を集めているのがシネオールという精油成分です。ヨモギのほかユーカリや様々なハーブなどにも含まれるもので、消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用などが分かっています。お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していきますので、痛みを和らげるなどの効果が期待できます。坐骨神経痛、頭痛、足腰の痛みなどに効果があります。
・リラックス効果
モグサに含まれる有効成分であるシネオールは、モグサを燃やした際に出る煙にも含まれており、モグサの匂いを嗅ぐとリラックス効果もあります。うつ症状などには百会穴のお灸がよいでしょう。
國安鍼灸整骨院
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