ここ近年パーキンソン病の患者さんは増加しています。

有名人もこの病気になってしまったという報道も耳にします。

パーキンソン病の原因は解明されていませんが、遺伝的なものも原因の一つだと言われています。

パーキンソン病は中脳の変性によって、震え、筋強直、姿勢保持反射の障害などの運動症状を呈する慢性進行性の病気です。

また、便秘、起立性低血圧、排尿障害などの自律神経症状、うつ症状や認知症などの神経症状、痛みや感覚が過敏になる感覚症状など多くの症状が現れることがあります。

現在の病院でのガイドラインの治療は、ドパミン補充を目的とする投薬、また、外科的な手術、歩行を中心としたリハビリ積極的に行われています。

しかし、なかなか効果が出にくく、ある程度の症状の安定するぐらいの効果しか期待できないことが多いです。

東洋医学ではパーキンソン病の鍼灸治療の研究がなされ、多くの臨床報告がされています。

• パーキンソン症状②運動症状③うつ症状などの改善がされている報告もされえています。

当然、薬等でのコントロールの必要ではありますが、積極的に鍼灸治療も併用してみては如何ですか？