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肩こり諸症状には鍼灸が効く!

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肩こり諸症状には鍼灸が効く!

肩こり諸症状には鍼灸が効く!

 スマートフォンやパソコンの長時間使用などによって姿勢が悪くなり、首に負担がかかっている状態を指す「ストレートネックいわゆるスマホ首」。首のこりや痛みにつながることから、現代人を悩ませる体の不調として知られて、それらの症状が悪化して経済的にも不利益になってきています。

ではよく聞くストレートネックとはどういったものなのでしょうか?

ストレートネックとは首の骨(頚椎)がその名の通りまっすぐになった状態で固定化してしまう状態です。

通常、人間の頚椎は前方に向かって弓のように緩やかなカーブ(前弯)を描きながら体の真上にある重い頭を支えていますが、ストレートネックでは頭が前に出ることが多くなり、首に大きな負担がかかります。スマートフォンやパソコンなどを操作する際に、頭が前に出たり下を向いたりすることが主な原因のため、「スマホ首」として理解している人も多いのではないでしょうか。

 

 また、最近、NHKの”東洋医学の本当のチカラ”などでも紹介されている後頭下筋群という首の後ろ側にある筋肉が過緊張する事で起こる身体への影響やその対策についての内容がよく知られています。

後頭下筋群とは?

後頭下筋群は、首の後ろ側に位置し、頭部と首をつなぐ筋肉群です。

この筋肉群は大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋という4つの筋肉で構成されています。

 この後頭下筋群が原因で起こる症状にはこのようなものがあります。

頭痛と眼精疲労

後頭下筋群の緊張が慢性化すると、多くは頭痛や眼精疲労の症状が現れる事があります。これは筋肉の緊張が首や頭部の血流を阻害し、循環不全を起こす為です。

さらに後頭下筋群は眼球運動にも間接的に関与している為に、緊張で筋肉の動きが悪いと眼球運動にも影響を与え結果、眼精疲労に繋がります。

 

対策

・首と頭部のストレッチ:日常的に首と頭部のストレッチを行い、後頭下筋群の緊張を緩和する事が重要です。

 ・同一姿勢を避ける長時間同じ姿勢でいる事で筋肉の緊張を引き起こす原因となる事があります。

定期的に姿勢を変えたり温めたりして、筋肉の緊張を和らげましょう。

 

肩こり・首の痛み

後頭下筋群の緊張が続くと、肩こりや首の痛みが生じます。これは後頭下筋群の緊張が周囲の筋肉へ影響を広げ、首肩周りの筋肉の緊張を引き起こす為です。

 

筋肉の緊張は長時間に渡ると【血流を阻害】→【循環不全】→【発痛物質の発生】→【交感神経の亢進】→【さらに血流の阻害】と負の連鎖が続きます。

 

対策

・普段の姿勢を修正する:デスクワークが大半をしめる人は、首が前傾しすぎないように意識しましょう。傾きが大きくなればなるほどに頸部にかかる負担は増え、後頭下筋群の緊張へ繋がります。

スマホも同様に首の前傾に注意して使用しできるだけ、首を下げることを避けた姿勢が必要です。

 

・肩甲骨を動かす肩首周りの筋肉のいくつかは肩甲骨へ付着筋なので肩甲骨を動かしてあげると首肩周りの循環改善することができます。

首の痛みが出ているからといって首を必要以上に動かしたりマッサージしすぎるのは逆に交感神経の亢進を促してしまう可能性があります。

 後頭下筋群へのはり灸治療

後頭下筋群の緊張により発症する身体の様々な症状は、セルフケアによって多少の軽減は見られますが、慢性的な症状の場合は【はり灸】などを使い症状の根本的な改善することが可能です。

 

痛みの軽減と筋緊張の緩和

はり灸は鍼通電といって鍼を刺した状態で微弱電流を流す事で、筋肉の緊張を緩和する事や、一定のリズムで通電する事により脳内での鎮痛物質の分泌を促し痛みの軽減することができます。

神経系の調整

後頭下筋群の緊張は、神経の過剰な興奮や不均衡を引き起こすので、はり灸による刺激は興奮した神経を抑制し調整する作用があり、神経の過剰な興奮から発症する痛みなどの改善が期待出来ます。

 

まとめ

後頭下筋群の緊張は、頭痛・眼精疲労・肩こり・首の痛みなどの身体への影響がかなりあります。

適切なストレッチやポジショニングの修正、正しい姿勢などの対策を取り入れることで、後頭下筋群の緊張を緩和し、身体の不快症状を軽減しましょう。

しかし症状が慢性化している場合は【はり灸】などを上手く使い、後頭下筋群の緊張を緩和して慢性症状の改善できます。

 この後頭下筋群へのアプローチは鍼灸が得意としている分野と言え、鍼灸でしか改善がされないと言っても過言ではありません。

 

 是非、後頭下筋群の緊張は、頭痛・眼精疲労・肩こり・首の痛みなどでお悩みの方は新中野國安にお気軽にご相談下さい。

 

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