不眠症や睡眠障害には鍼灸が効果的!
近年、適切な睡眠時間や質の重要性が、医学的に認められるようになってきました。
特に日本人は睡眠時間が少ないと言われていて2021年の調べでは442分(7.3時間)でOECD加盟国30カ国中最下位という状況です。
睡眠障害や適切な睡眠がないことが、肥満や糖尿病、心臓病などの慢性疾患の原因にも待っていることが明らかになってきています。
また、睡眠不足が身体的、精神的な健康にも悪影響を与えることも解明されて来ました。
睡眠不足は、社会的な影響も大きい問題で、睡眠不足が原因で、仕事や学業のパフォーマンスが低下したり、交通事故を引き起こしたりすることもあります。
また、長時間の労働やスマートフォンなどのデジタルデバイスの普及でより一層睡眠不足に陥る人が増加していています。
近年では、睡眠改善に向けた様々な取り組みが進んでいます。
睡眠の重要性を広く認知するための啓発活動や、睡眠の環境を整えるための対策などが行われています。
最新の研究によると、不眠は心身に様々な健康被害を引き起こすことが明らかになっています。
まず、不眠は心臓病のリスクを高める非常に高く、心臓発作、心臓病、脳卒中などのリスクを高めます。
これは、不眠によってストレスホルモンであるコルチゾールが増加するため、血圧を上げ、血管を収縮させることが原因の一つとして考えられています。
また、不眠は肥満のリスクを高めることも分かっています。
睡眠不足は、食欲を増進するホルモンであるレプチンの分泌を抑制し、食欲を抑制するホルモンであるグレリンの分泌を促進します。
これらの影響によって、食欲が増進し、太りやすくなる可能性があります。
また、不眠は免疫機能を低下させるという面では、体内の炎症反応を増加させ、細胞を攻撃する自然免疫システムの機能を妨げ、不眠は感染症のリスクを高める可能性があります。
さらに、不眠は認知機能の低下にもつながることが分かっていることが明らかになってきました。
睡眠不足は、脳の前頭前野において、情報処理や判断力を支配する神経細胞の機能を妨げることがあります。
このため、不眠は集中力の低下や学習能力の低下や思考能力の低下につながる可能性があります。
この睡眠障害や不眠で悩んでいる人が増加している中、どうしてもお薬に依存を指定しまう人が多く、その薬の乱用によって内臓やメンタル、自律神経の変調をきたすこともよくあります。
そんな睡眠障害や不眠症に有効な治療があります。それは東洋医学の鍼灸治療です。
昔から睡眠障害などに鍼灸を用いて睡眠に対する治療は行なわれています。
特に鍼灸は自律神経のコントロールや筋肉の凝りをほぐして全身の血流を促進します。そして脳をリラックスさせることによって睡眠物質であるメラトニンやセロトニンの分泌を促して、睡眠をそそり良い質への眠りへと導いいてくれます。
鍼灸は自然治癒力を高め、そして副作用もないので安全でエコロジーな治療と言えます。
「眠れない、寝つきが悪い、目覚めが悪い」などでお悩みの方は新中野國安鍼灸整骨院にお気軽にご相談下さい。