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パーキンソン病患者の不安に効果的な鍼灸治療

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パーキンソン病患者の不安に効果的な鍼灸治療

パーキンソン病患者の不安に効果的な鍼灸治療

パーキンソン病とは、振戦(ふるえ)や動作緩慢、転びやすい、というような運動症状がある病気で、難病に指定されている疾患です。

脳内の神経伝達であるドーパミンの不足から起こり、心と身体の両方に影響が出るといわれています。

運動症状に加えて、パーキンソン病では「不安になる、うつ症状がひどくなる」なども非常によく見られる症状のひとつです。

この不安症状は、一般的には治療されないままになることが多いようですが、今回のアメリカ記事ではこの不安症状に対して、鍼灸治療が効果的だったという実験結果が掲載されて出ていて次のように書かれています。

つまり、パーキンソン病患者に対して8週間、鍼治療を受けるグループと受けないグループに分けて経過をみた結果、鍼治療を受けたグループにおいて、「不安」が大幅に減少した、という報告となっています。

この研究報告は、アメリカ医師会が発行する医学雑誌「JAMA Network Open」で発表されています。

詳細内容は以下のようです。

「今回の研究では、鍼治療がパーキンソン病患者の不安に対する効果的な治療法であることがわかりました。これらの調査結果は、鍼治療がパーキンソン病と不安神経症の患者の健康状態を改善する可能性があることを示唆しています。」

現在日本では、パーキンソン病は指定難病になっており、難病情報センターによると患者数は1000人に1人~1.5人、60歳以上では100人に約1人というデータがあります。

高齢者に多く、人口の高齢化に伴い、その数は増加傾向にあります。

日本の研究では、2012年に明治国際医療大学において、パーキンソン病に対する鍼灸治療の臨床効果の試験が行われ、臨床でも京都駅前鍼灸センターでもパーキンソン外来が設置され、日々パーキンソン病に特化した鍼灸治療の施術を行っています。

鍼灸治療で、パーキンソン症状や運動症状が改善する傾向が示されたとのことです。

このデータをもとにした鍼灸院でも鍼灸治療で、パーキンソン病を患っている方のQOL(生活の質)を向上させる可能性が出てきました。

 

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