不眠症を治すには? 鍼灸の効果的!
以前、アメリカABCニュースで「不眠症には鍼灸を試してみては」として不眠症への鍼灸治療について紹介されたことがありました。
睡眠不足に苦しむアメリカ人は数百万人いて近年、経済状況や世の中が多様化すると同時に不眠症に悩む人が増大して、そういった人達が鍼灸治療を試すことで効果ある場合が多いとのニュースでした。
日本でも不眠症は国民病であり 一般成人の30〜40%が何らかの不眠症状を有しており、特に女性に多いことが知られています。 不眠症状のある方のうち、慢性不眠症は成人の約10%に見られ、その原因はストレス、精神疾患、神経疾患、アルコール、薬剤の副作用など多岐にわたるということです。
「鍼治療の後、MRIに見える脳の変化がある」と、いうことが分かったということでした。そのニュースの動画の中では、いくつかのツボが使われています。
耳鍼のツボが2箇所、そして「印堂 (いんどう)」、「神門 (しんもん)」、「太衝 (たいしょう)」などのツボが使用されています。
印堂は眉間、神門は手首、太衝は足の甲にあるツボで、どれも昔から不眠症に効果的とされる代表的なツボです。
この動画に出てくる不眠症の患者さんは、鍼灸治療中は非常に簡単に眠ってしまう、とのことです。
ストレスの多い現代社会において、体をリラックスさせ、自律神経を整える効果がある鍼灸治療は、不眠症の改善にも効果的です。
鍼灸ツボ刺激をすることによって、メラトニンやセロトニンの分泌を増やし良い睡眠を導くことができます。