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不妊に対する鍼灸の効果

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不妊に対する鍼灸の効果

不妊に対する鍼灸の効果

近年、不妊症で悩むカップルが増加してきて、社会的にも問題となっています。不妊症に対する鍼灸の効果についてご紹介したいと思います。

不妊に対しての鍼灸治療は以前からその効果が期待さ、不妊症に特化した鍼灸院も増えてきてエビデンスを充実してきました。

鍼灸治療により妊娠率がアップする、という記事も多くマスコミなどでも取り上げられたりしました。

不妊にはさまざまな原因があるとされますが、鍼灸治療により、女性の体内のバランスが整うと考えられている研究が進んできています。

不妊治療においては、鍼灸治療によって女性の体質改善がなされ、妊娠しやすい体になるのではないかと考えられています。

 
また、人工授精時の前に鍼灸を取り入れることによって妊娠率が高まる研究結果の報告もされてきています。

その中の研究として、「人工授精+鍼灸」の妊娠率と、「人工授精のみ」の妊娠率を比較すると、鍼灸を取り入れた方が10%も高く、また流産率も鍼灸を取り入れた方が10%も低いことう研究の結果の報告もあります。

 

では、鍼灸治療を行うことでなぜ妊娠率が2.1倍も上昇するのでしょうか?

 

卵子の質が向上

鍼灸治療により、骨盤腔内の血流が増加することで、卵巣や卵巣周囲の血流が改善し、細胞膜の透過性が高まります。そして細胞の良好な代謝が行われることで質の良い卵子が育ちます。良好な代謝は卵子のDNA修復力を高め、卵子の質の向上に繋がります。

 

子宮内膜の着床能の改善

腰部にあるツボと陰部神経刺鍼点というツボに鍼灸刺激をすることによって、子宮内膜の血流量が有意に増加すること明らかになりました。血流量の増加は子宮内膜の増殖化とその後に続く脱落膜化調節に役立つものと考えられます。

 

免疫機能の正常化

免疫機能の異常で精子や受精卵を異物と誤認識する場合があります。
誤認識すると、それを排除しようとする力が自然と働きます。
それは自律神経の緊張やストレスによって免疫機能が過剰反応してしまう為です。
鍼灸には自律神経の緊張やストレスの緩和に役立ち、免疫機能を正常化して免疫の誤作動を防いでくれる作用があります。

 

精子の質の向上

鍼灸は男性不妊にも効果があります。
精子の濃度や運動率、正常形態精子率の改善、EDなどの射精障害にも鍼灸は有効です。

 

BMI値が高めの方にもお薦め

内臓脂肪の多い方は妊娠しづらい傾向にあります。
脂肪細胞には内分泌機能があり、エストロゲンなどのホルモン値に悪影響を及ぼすことや、脂肪細胞から放出されるアデポカインという物質がインスリンの働きを妨げ、インスリン抵抗性に陥って、排卵障害を引き起こし、不妊のリスクを高めます。

体重の5%ダイエットすることによって妊娠率が向上することは、ハーバード大学が行った全米看護士健康調査でも明らかになっています。

 

これらの理由から鍼灸は不妊症に効果があることが示唆されます。

鍼灸院に訪れる方の中には、不定愁訴を含む不妊症の方がいます。鍼灸によって体と心のケアを行うことによって妊娠確率が高くなり副作用もありませんので、ご安心して鍼灸の施術を受けてみてください。

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