パーキンソン病治療への関心高まる
明治鍼灸大学附属京都駅前鍼灸センター
明治鍼灸大学附属鍼灸センターでは、1989年に京都駅前に新たに「明治鍼灸大学附属京都駅前鍼灸センター」をオープンし、明治鍼灸大学と附属病院の連携により、東洋医学の特徴と長所を生かした鍼灸治療を行っています。
同センターでは2004年10月、一般外来に加えて専門外来を開設しました。高血圧症、男性更年期、スポーツ障害、アトピー性皮膚炎に加えて、パーキンソン病の鍼灸治療専門外来を鍼灸学博士・江川雅人先生が担当しています。パーキンソン病専門外来に関しては、今年に入ってから来院者が増加の一途にあり、一日に20人近い患者さんが来院されることもあります。
江川先生によれば「薬物療法とは違い、鍼灸は副作用もなく、また痛みの緩和やパーキンソン病特有のうつ症状の緩和という点で非常に有効です。慢性の疾患ですので、治療を継続することが必要ですが、遠方からも多くの患者さんが来院されます」。