コロナ感染後の後遺症　３２歳　女性　主婦

コロナ感染後の後遺症　３２歳　女性　主婦

　半年前に新型コロナウイルスに感染して、その後から体調が悪くなり不眠、食欲不振、首の凝り、鳩尾の違和感、脱毛増加、呼吸がしにくいなどの症状からうつ病になり、「毎日死んでしまうのかも知れない！」と悩んでいると、症状が余計に酷くなり精神科に罹るようになりました。 　その後も家事や自分のことさえできなくなり、どうしようもなくなり、ご主人がネットで検索をして当院に来院されましたが、数回鍼治療をしても「体がだるくなり寝込んでしまった。首の凝りが酷くいなってはりが怖い！」などの訴えがありましたが、何度も話をして鍼をしているうちに、今までは無口でほとんど喋らないでいましたが質問をするようにまでなりました。 　その後も週に一度の鍼をしていると、徐々に本人から話しかけてくるようになり、現在では笑顔も見られようになりました。 　体調のほうも睡眠が週のうち３日は眠れるようになり、食事もとれるようになりました。 すると、不定愁訴の症状もかなり改善してきました。 　本人は「一年ぐらいかかりますが？」と言っていましたが、「半年で良くなりますよ！」とお話すると、嬉しそうに「頑張ります！」と笑顔でお帰りになりました。