２年前から右の股関節に痛みがあり、病院に通院しています。
原因としては親の介護で負担が多く、股関節に変形を起こしているということだそうです。
現在の治療としてはヒアルロン酸注射、痛み止めのクスリ、股関節周りのリハビリなどの治療をされているそうです。
３ヶ月前から当院に来院されたので、股間節の専門医を紹介して、MRIを撮ってきてもらいました。
その病院では、「やはり以前の整形外科での治療と基本的には変わらない治療をして、それでもダメならば手術をしましょう」と言われたようで、本人は、手術はしたくないということで、鍼灸治療を続けてみたいとの話でした。
週に１度の鍼灸治療をしていると関節の動きがよくなり、痛みも和らいできたようです。
ご本人も積極的に運動もしておられ、筋力もついてきました。
痛みと運動性を聞いてみると以前よりは改善されていました。
鍼灸治療での血液循環の改善と筋力アップで、関節を保護する事ができた結果だと思いました。ご本人もできる限り鍼灸治療を続けていくとの強い意志が見られました。