株式会社 千乃

痛みに対する鍼灸の有用性 國安鍼灸整骨院 鍼灸師 國安香奈

お問い合わせはこちら インターネット予約 初診時の問診票
03-3383-7831

痛みに対する鍼灸の有用性 國安鍼灸整骨院 鍼灸師 國安香奈

痛みに対する鍼灸の有用性 國安鍼灸整骨院 鍼灸師 國安香奈

2025/03/27

 鍼灸治療は、古くから伝わる自然療法で、体の痛みや不調を改善するために非常に効果的とされています。痛みの原因を根本から探り、体全体のバランスを整えることで、体が本来持つ自然治癒力を引き出す手助けをしてくれます。

まず、鍼灸治療で使用される「鍼」は、非常に細い針を体の特定のポイントに刺激を与えるもので、一般的には痛みを感じることなく行えます。逆に、リラックス効果を感じることが多く、身体が温かくなるような感覚や、深いリラクゼーションが得られることもあります。

 

また、鍼灸は、筋肉や関節の痛み、腰痛や肩こり、頭痛など、現代人が抱えがちなさまざまな痛みに対して有効です。これらの痛みの原因は、体内のエネルギーの流れが滞ることから来ている場合が多いため、鍼灸はその流れを正常に戻すことで痛みを緩和します。

 

一度体験すると、その効果を実感する方も多く、痛みの軽減だけでなく、心身のリフレッシュ感や、ストレスの軽減にもつながります。身体の調子が整うことで、より元気でアクティブな生活を送ることができるようになります。

 

鍼灸は、薬に頼らずに体の内側から改善していく治療法として、自然で優しい方法です。痛みが辛いと感じる前に、ぜひ一度鍼灸治療を試してみてください。

 

鍼灸が痛みに対して効果がある理由は、主に「血行の改善」と「神経への刺激」に関係しています。これを少し詳しく、分かりやすく説明します。

 

1. 血行を良くする

鍼灸では、体に細い針を刺すことで、刺された場所周辺の血行が良くなります。血液の流れが良くなると、酸素や栄養がより多く運ばれ、逆に老廃物や痛みの原因となる物質(例えば、乳酸など)がスムーズに排出されます。これにより、筋肉の緊張や炎症が軽減され、痛みが和らぎます。

 

2. 神経の働きを調整する

鍼を打つと、体の神経に信号が伝わり、痛みを和らげる物質いわゆるエンドルフィンやセロトニンなどが分泌されます。エンドルフィンは、いわば体内の「天然の鎮痛剤」で、痛みを感じにくくし、気分を良くしてくれる作用があります。また、セロトニンはストレスを軽減し、リラックスした状態に導いてくれる物質です。このように、鍼が痛みを感じる神経の働きを調整し、痛みの感覚を抑えるのです。

 

3. 自然治癒力の活性化

鍼灸は、体のエネルギーの流れを正常に保とうとします。体内に滞っている「気」や血流が改善されることで、体が本来持っている回復力が高まります。この結果、慢性的な痛みや凝りが緩和され、体全体のバランスが整っていきます。

 

まとめ

鍼灸は、血行を良くし、神経の働きを調整し、体の自然治癒力を引き出すことで痛みを和らげます。薬に頼らず、体本来の力で痛みを改善できるため、長期的に見ても健康を保つための方法として非常に効果的です。痛みが続く前に、鍼灸を取り入れてみることで、根本的な改善を目指すことができます。