株式会社 千乃

身体の不調の改善にお灸のチカラ!

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身体の不調の改善にお灸のチカラ!

身体の不調の改善にお灸のチカラ!

2023/12/12

お灸は親しみやすさはあるけれど、本当に効果があるのか疑問に思われる方も少なくないのではないでしょうか。また、昔からのイメージで、お灸は熱い、痕が残る、といった恐怖な印象を持っている方も多いかもしれません。しかし、お灸の効果は科学的にも証明されつつあり、現在では、心地よい温熱刺激のお灸が主流で、身体に痕が残ることもなくてもしっかりとした効果があります。

一般的に、お灸には次のような効果が期待できます。

●血流改善・痛みの緩和
お灸の温熱刺激により皮膚皮下の毛細血管が拡がり、血管を流れる血流量が増加することによって血液循環の改善に作用します。また、温熱効果によって血管が収縮・拡張することによって局所の充血やうっ血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。

●免疫・代謝機能の向上
お灸の温熱刺激を与えることで、細胞からサイトカインが分泌され、白血球が活性化されることから、免疫力が向上します。また、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されることで細胞が活性化し、免疫作用が向上します。リンパの流れが改善されるため、むくみの解消にもつながります。また、熱刺激によるダメージを受けた細胞が修復する際に、ヒートショックプロテインというタンパクが分泌され、免疫細胞の働きを強化されます。

●腸内環境改善
東洋医学では、皮膚表面と内臓を結ぶ情報伝達系のルートを経絡といい、その上の特定の場所を経穴(ツボ)と呼び、その中には自律神経を整え、胃や腸の運動を促すツボ、腸のデトックスを促すツボなどがあり、これらの反応点であるツボをお灸で刺激することにより、胃腸の活動が活性化され、結果として腸内環境が改善されます。

ツボの見つけ方

ツボは心身の不調が血行不良となって肌の表面に現れた反応で、一般的に提示されているツボのあたりにそっと触れたとき、以下の生体反応が現れてきます。・周りより冷えているところ
・周りより触ると軟弱に感じるところ
・押してみて、違和感や圧痛が存在するところ
・くぼんでいるところ

これらをポイントにツボを探してみましょう。

適切な温度

お灸の温度の目安は43℃ですが、自分が「心地よいと感じる熱さ」がその方にとって適温です。

お風呂の温度と同じで、心地よいと感じる温度には個人差があります。市販のお灸にはいくつか温度の種類があるので、自分の好みにあった温度のものを使用してください。

適切な使用時間

お灸は夜寝る前など、ゆっくりリラックスした状態で使用するのが効果的で、まずは1日1個から徐々に始めてみて下さい。

1回あたりの時間は3~5分程度が目安ですが、熱いと感じた時点でお灸を外してしまって、他の部位に移動しても大丈夫。「熱い」と感じた時点で、きちんと効果は得られています。

何よりも重要なことは、毎日続けること。ですので、毎日のナイトルーティーンにするのがおすすめです。毎日続けることで、身体の小さな変化にも敏感になり、お灸のさまざまな作用を実感できます。

 

お灸の適応症状

 

頭 痛

頭痛のために吐き気がしたり、一日中気分がすぐれず、仕事や勉強に集中できないなど、このような経験をお持ちの方も多いと思います。
後頭部、首すじ、肩背部などに はりきゅう治療を行い、筋肉の緊張をほぐしてください。いわゆる「こり」がとれると、とても楽になります。症状のほとんどは、長時間の精神的な緊張からくるストレスや、肩こり、眼の疲れや、不眠等が誘因となります。普段疲れると頭痛の出る方は、日頃から首から肩、背中などの疲労感をためないように心がけると、再発予防に役立ちます。

 

肩こり

テレビゲームに熱中したり、受験勉強に追われて運動不足になりがちな子どもたちや、職場では長時間パソコンに向かい続け、スマホが手放せなくなったりするさまざまな原因により心理的ストレスにさらされている大人に至るまで、老若・男女の別なく肩こりを訴える人が急増してきました。
 特にストレスが、いつの間にか、知らず知らずのうちに肩や首の筋肉の緊張を高め、血液循環を悪くします。その結果、疲労がどんどん蓄積され「肩こり」が現れてきます。

そしてついにはストレートネックになり、酷い首肩こり症状が慢性化してきます。肩こりでお悩みの方は、ぜひ鍼灸治療をお試しください。長年の苦しみから解放され、明るい笑顔を取り戻すことができます。

腰 痛

ぎっくり腰”のように、急激に痛み始めるものや、椎間板ヘルニアが慢性化し、痛みが良くなったり悪くなったり、再発を繰り返すもの、中高年の方に多い、デスクワークが続き特に夕方疲れると腰の重だるい感じや圧迫感など様々です。
 急性の腰痛は、治療とともに安静も大切です。その様な状態での、鍼灸治療は痛みをとても和らげる効果があります。また、慢性的な腰痛にももちろん効果を発揮いたします。たかが腰痛ぐらいと考えず、初期症状での充分な治療をほどこし、再発の予防に努めましょう。

 

神経痛


神経痛とは、神経の走行に沿って重苦しい痛みやしびれ感などを出現します。例えば坐骨神経痛は、腰から臀部・大腿後部・ふくらはぎにかけての痛みが出てくるのは腰や臀部で筋肉により神経や血管を圧迫されることが大きな原因です。鍼灸治療は、炎症を鎮め、血行を良くすることにより、神経を圧迫・刺激している筋肉や靱帯を緩めて、痛みを和らげてくれます。
若い方と、中高年令の方とでは、その原因、性質によって若干の差がありますが、いずれの場合でも鍼灸治療がとても効果的です。そのほか、三叉神経痛・肋間神経痛などにも効果を発揮します。

 

四十肩・五十肩

40代半ばを過ぎると、肩関節が痛み、腕が挙がらない、手を腰に当てられないなどの症状が現れる場合があります。「いよいよ五十肩、1年もすれば自然に治るよ!」などと言われ、つい治療を怠り放っておくことが多いようです。ところが、時間の経過とともに痛みが激しくなり、眠られず、いらいらして仕事も手につかない状態になることがしばしば見受けられます。
鍼灸治療は、このような状態になる前に、早めにお受けになることをおすすめします。適切な指導と治療で、痛みを和らげ五十肩を早めに治すことはできます。

 

膝の痛み

中高年の方で、階段の昇り降りで膝が痛む、正座をした時や立ち上がった時に痛むなど、痛みは、関節に炎症のある場合におこります。また、膝がひどく腫れている方は関節に水が溜まっている疑いがあります。鍼灸治療で、膝関節周囲の血行を改善し、痛みを和らげ、腫れをとるようおすすめいたします。慢性的な痛みの場合は、継続的な治療をほどこす必要がありますが、炎症の初期に治療を開始すると、早く効果が現れます。

 

胃腸症状

食欲がない、胃がもたれる、お腹が張るなど、病院で「特に異常はありません」といわれても、なおこのような不快感ガ残存する多いようです。そういう症状を訴える方々の腹部や背部は、自律神経のアンバランスから緊張をきたしています。鍼灸治療では、自律神経機能を調整し、血行改善し、腹部や背部の緊張をほぐすことによって、胃腸の働きを健やかに高めます。
また、下痢や便秘も鍼灸治療で快適な状態に治すことができます。

 

血 圧

高血圧症で薬を服用しながら鍼灸に通う方が大勢おります。高血圧は頭が重い、後頭部が痛む、首筋や肩がこる、めまいや動悸がする、疲れ易い等の症状があります。これらの誘因が心理的ストレスとなり、血圧の動揺をきたすことがあります。このような症状でお悩みの方に、ぜひ鍼灸治療をおすすめします。継続して受けることによって体調も整い、降圧剤の必要がなくなる方もおります。また、鍼灸治療は低血圧症にも効果があります。ぜひご相談ください。

 

更年期の不調

女性には、みな同じように更年期がやってまいります。程度の差はありますが、更年期にからだの不調を訴える方は女性の半数以上にのぼるといわれております。無気力感、頭痛、不眠、冷え・のぼせ、多汗、動悸など人によって症状は様々です。これらの症状がいろいろ変化しながら出るものを不定愁訴といい、ホルモンと自律神経のアンバランスから引き起こされます。鍼灸治療は、これらのアンバランスの調整を計り、苦痛になる不定愁訴を和らげることができます。

 

小児の治療

小さなお子様の夜泣き、かんの虫、夜尿症などには、軽く皮膚を擦るような感じで行う「小児鍼」があります。特に関西地方では昔から盛んにこの小児はりをおこなっています。小児鍼はとても気持ちが良く、痛みも全くありませんので、幼いお子様も安心して受けることができます。小児鍼は、小児喘息やアレルギーの症状、虚弱体質などの、体質改善にも効果的ですので早いうちから、継続的にお受けになられることをおすすめします。

 

ご家庭でもセルフケアとして、体調不良の緩和にお灸をしてみてください。ツボの選択は一度ご来院して頂いたときにお教え致します。

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