スマホ巻き肩には鍼灸を!
2023/04/25
現代病とも言われ始めた「スマホ巻き肩」には鍼灸マッサージなどが良いそうです。
「スマホ巻き肩」という言葉が最近話題になっているようです。
これは、文字通り「スマホ」を使用することが原因となった、かがみこむように巻いた肩ということです。
単に背中が丸まるだけでなく、息苦しさを伴ったり、自律神経の乱れだったり、さまざまな影響が出るようです。
呼吸器内科の医師の話によると、スマホを使用している時の猫背は、肺が圧迫されて呼吸に影響が出るとのことです。
確かに、背中を丸めて長時間同じ姿勢をしていると、息苦しく感じることがあります。
そのことで呼吸が浅くなり、全身を回る酸素濃度が低下して、特に自律神経失調に繋がっていくということになります。
さらに最近は、「歩きスマホ」という言葉があるように、立ち止まって使用するだけでなく、歩きながらスマートフォンを使用する人が増えてきて、衝突や事故などのさまざまなトラブルも起こり得ますので、とても危険です。
そのように、家に居ても外出していても、ずっとスマホをしている人は、今後ますます増えており、身体に悪影響が出ないようにするには、やはり気をつけてスマホの使用頻度を減らすしかありません。
このスマホ巻き肩の治療はマッサージや鍼、ストレッチといった処置と、立つ、座る、歩くといった基本的な動作を正しく行う生活指導と合わせて行うことが必要です。
長時間のスマホ使用は、肩こり以外にも、疲れ目や頭痛、血行障害も引き起こすことになるので、症状が悪化する前に、是非、鍼灸治療で体をメンテナンスしておきたいものですね。