肩関節周囲炎に鍼治灸治療でのツボ刺激が効果的
2023/02/03
肩関節周囲炎とは四十肩、五十肩として一般的によく知られており、成人の2~5%が罹患する病気といわれています。
症状としては痛みのため、うまく肩を動かせなくなることが多く、日常生活において上着を着られない、髪が洗えない、洗濯物が干せない等の支障を及ぼすほか、ひどい場合は夜間痛のため眠ることが出来ないことさえあります。
原因は肩関節を構成している筋肉である、腱板という場所に炎症が起こり、その後関節包等に炎症が広がることで、痛みや動きの制限が出ると言われています。
今回そんな肩関節周囲炎に対して鍼治療と、肩関節痛に有効であるツボ刺激の治療が有効であったという研究結果があります。
肩関節周囲炎は一度発症すると、治療まで半年~1年ぐらいかかることも珍しくありません。
また痛みが去った後も、凍結肩といって肩関節の萎縮が慢性化するとうまく動きが戻らないこともあります。
なかなか症状が改善されない方や、早い改善をご希望の方は、ぜひ一度お近くの鍼灸院で鍼灸治療をお試しください。