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過敏性腸症候群に鍼灸治療でより効果的研究レポート

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過敏性腸症候群に鍼灸治療でより効果的研究レポート

過敏性腸症候群に鍼灸治療でより効果的研究レポート

2023/02/03

 最近よく耳にする過敏性腸症候群という病気があります。
過敏性腸症候群とは?お腹の痛みや不快感とともに下痢や便秘の症状が出るものです。

男性では、腹痛やお腹の不快感などの下痢傾向にあるケースが多い症状で、女性は便秘傾向になることが多いと言われています。

この過敏性腸症候群の原因は明確に解明されていないようでが、ただ、ここ近年
の研究においては、何らかのストレスにより、自律神経系が乱れ、ストレスホルモンが放出され、その結果、腸への悪影響を及ぼしている可能性があると言われています。

なりやすい人の傾向としては、

・我慢しやすい人
・喜怒哀楽をあまり表現しない人
・ストレスを貯め安い人または気付かない人

このような人になりやすいという内容の報告もあります。
この過敏性腸症候群は様々な場面で生活にも影響を及ぼします。

一般的な治療としては、投薬治療が行われます。
しかし、投薬治療だけでは根治療法とはいきません。


今回は、鍼と灸の組み合わせが過敏性腸症候群に効果があるという研究をお知らせ致します。

<鍼灸治療の研究方法>

過敏性腸症候群の患者60名をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:鍼と灸の治療を受けるグループ

グループ2:鍼治療のみを受けるグループ

6日続けての治療を1周期とし、4周期の治療を行って医学的効果を分析します。

<結果>

全体の効果率は以下のようになりました。
グループ1:96.7%

グループ2:76.7%

<結論>

鍼と灸を組み合わせた治療が過敏性腸症候群に大変有効な効果があることがわかりました。

実際に臨床現場でも多い過分性大腸症候群ですが、腸の症状だけではなく、不眠、手足の冷え、食欲不振、うつ病などの自律神経系の症状が有する場合が多くあります。

それらの症状に対する鍼灸治療を同時に行うと、腸の症状もよりよく改善されます。

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