がん患者の神経障害に鍼灸(イギリス)鍼灸Netより
2020/02/04
「がん患者の臨床試験で鍼治療が化学療法ニューロパシーを軽減すると判明」という記事が、イギリスBBCニュースのサイトに掲載されました。(BBCニュース 2020.1.21)
最近、イギリスでも益々鍼灸治療の人気が高まっています。
今回の記事は、鍼治療は化学療法の結果として神経障害に苦しむがん患者をケアーできるという内容記事です。
骨髄癌を治療するために4年間の化学療法を受けた68歳のマルコム・カバナさんは、絶え間ない熱感が足にあり、まるで自分の足が「燃えている」という訴えであったそうです。
その方が鍼治療を何度か受けたところ、足の感覚が戻ってきて、問題なく歩けるようになったとのことです。
本人の証言は次のようだったということです。
◆「以前の症状は歩くのはひどいものだった。何が立っているのか分からなかった。それが硬いか、柔らかいか、暑いか、寒いか。」
◆彼は6回の鍼治療の後、足の感覚が戻ってきて「問題なく歩くことができるようになりました。どこへでも歩くのが非常に困難になる前に」と付け加えたそうです。
◆The Christieのコンサルタント腫瘍内科医であるWardley教授は、この試験が「この状態を治療し、数百万人の患者の生活を改善するための新しい標準治療につながる」ことを望んでいると語った。
鍼によって少しでも患者さんの苦痛な症状が楽になるといいですね。
また、もっと世界中に鍼の良さが広まることを希望しています。
〒1640011
東京都中野区中央4丁目40-11
TEL:03-3383-7831
新中野の國安鍼灸整骨院
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇