「はり・きゅう」治療は何にいい?腰痛や頻尿改善も心拍数・血圧を適正に循環保ち体全体に作用―日本経済新聞
2018/11/02
海外では特に日本のはり・きゅうへの関心が高まっています。
世界保健機関(WHO)も“はり・きゅう”の東洋医学の考え方による新たな病気の分類手法を検討中だということです。
東洋医学は体のバランスを整え、病気からの回復機能を高めるということが、日本の伝統医学にもかかわらず、よく知られていないことも多いようです。
では、鍼灸はどのような治療で、どのような患者の治療に向いているのだろう?
はりは直径0.12~0.18ミリ程度のステンレス製のはりを皮膚に刺す治療法で、はりをしばらく刺したまま(置鍼)にしたり振動させたりして刺激する方法も行う。針は非常に細いはりで、また針管という日本独自の方法であるため、痛みを感じることもほぼありません。
お灸は乾燥させたヨモギの葉からつくったいわゆるもぐさを皮膚にのせたり、各物灸といって、温熱効果を期待するお灸で、皮膚に薄く切った生姜や、にんにくを引いた上にもぐさを置いて火をつけ、熱刺激を与えたりするお灸もあります。
はり師、きゅう師という国家資格を持つ人が施術する鍼灸。
鍼灸院では、はりを中心に治療するところが多いですが、冷えから来ている症状や免疫系の疾患ではお灸の施術も行います。
はりの刺激で血行がよくなったり、筋肉の緊張がほぐれたりする効果があります。このため、腰痛や肩凝り、五十肩など運動器系の疾患をきっかけに鍼灸院の門をたたく患者は多くなっている。
東洋医学では「“気”の流れを重視して、体中をエネルギーや体液が循環して健康を保っていて、そのバランスが崩れたときに病気になる」と考えています。
エネルギーや体液の通り道が交わる点をツボという反応点として捉え、ツボにはりを打って刺激を与えることで循環をよくして体が強くなるとの理論です。
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