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脳卒中後の片麻痺治療には鍼灸を追加 - アメリカ(AcuPOP)より

脳卒中後の片麻痺治療には鍼灸を追加 - アメリカ(AcuPOP)より

2018/09/25

脳卒中後の片麻痺の患者には鍼治療を併用すると効果的に回復する、と北米で鍼灸オンライン教育を実施しているサイトが紹介しています。(ヘルスケア医学研究所)

 

脳卒中後の片麻痺というのは、いわゆる半身不随という状態です。

これは、単に片手片足が動かないというだけではなくて、体のバランスをとるのも難しくなるといわれています。

日常生活に支障が出るのを防ぐため、病院では薬物療法やリハビリテーションを実施して回復を目指します。


 中国の2つの病院で、片麻痺の患者を対象に、リハビリ単独と鍼灸を併用した場合、および薬物療法単独と鍼灸併用した場合を比較する臨床試験が実施されました。

病院で実施している治療に鍼灸を追加した場合、どの程度回復に違いが出るかを脳動脈の血流速度の測定や画像診断などによって検証しています。

その結果、鍼治療は、従来の薬物による単独治療よりもはるかに脳卒中後の脳の活性を増大させることが確認できたということです。


fMRI
を用いて2つの群を比較して次のような結果が得られました。

◆薬物療法のみの患者は、前頭葉および頭頂葉の活動が増加していたという結果。

◆鍼治療も受けた患者は、運動機能、感覚知覚および感情に関与する領域である前頭葉、頭頂葉、中側頭回、小脳、および孤立部における活動の増加を示したとう結果がでました。

脳卒中後の回復とリハビリには、鍼灸を併用するのが合理的ということが示唆されるということです。

 

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