肝臓は沈黙の臓器といわれ、お酒の飲みすぎなどで酷使したとしても、痛みを感じたり、具合が悪くなったりという症状をなかなか表しません。しかし、かなり肝臓が疲れてくると全身症状として現れてきます。
肝臓は人体で最も最も大きな臓器です。肝臓の主な役割は、食物から摂取した栄養素を体に役立つように色々な形に作り替えたり、薬やアルコールなどを飲んだ時に有害な成分を分解して無害なものにしたりする解毒作用などがあります。肝臓は文字通り肝心かなめの沈黙の臓器です。

この沈黙の臓器の肝臓でもダメージが大きくなるといくつかの全身症状が現れてきます。

特に40代で、だるい、疲れやすい、といったことが長く続くようならば、肝臓機能の低下が疑われます。お酒が弱くなった、好物を食べられなくなったといった時は、肝機能障害のおそれがあります。体がかゆくなったり、物忘れがひどくなったりした時には肝臓の解毒機能が低下している可能性もあります。

物忘れがひどくなったな、と思ったら、今後、認知症への発病が将来起こる可能性があるので、肝臓も気づかった方が良さそうです。そんなときには鍼灸治療で肝臓疾患に使用するこのツボを刺激してみて下さい。きっと肝臓の機能が良くなってきますよ！