環境の変化で、入学や入社、転職、引越し、結婚、そして極端なダイエットなどで、特に女性ホルモンである卵巣ホルモンはストレスや過労などの影響を受けやすいです。その影響で月経の周期が乱れる場合があります。月経が一時的に多少前後するのはそれほど珍しくありませんが、3カ月ない場合は婦人科の受診をおすすめします。

月経周期の目安は23～40日程度が正常です。これまでずっと正常な周期だったのに急に月経がなくなった場合は、妊娠しているかどうかを確認し、40代以上の人は更年期障害の可能性が考えられます。

毎月規則的に月経が訪れるということは、卵巣ホルモンが健やかに分泌されている証でもあります。「生理がないほうがラクだし困らない」と放置している人は、卵巣ホルモンの分泌が異常だと考えられ、さまざまな病気のリスクが増えるということを認識しておきましょう。

こんな生理不順の方には、自律神経を整え、体全体の調整をしてホルモンバランスを整える鍼灸治療をしてみては如何でしょうか？