更年期後は皮膚のトラブルが多い、そんな時には鍼灸治療を!
2017/07/17
更年期障害が落ち着いた頃、肌がピリピリしたり、かゆみが起こったり、頻尿や尿漏れが気になる人が少なくありません。
これらの症状は卵巣ホルモンの一つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が少なくなっていることが原因の一つとして考えられます。
皮膚のかゆみややピリピリ感、手足のしびれ、膣などの粘膜の不快感、頻尿や尿もれなどの症状は、主に更年期の後期から閉経後にかけて現れる症状です。
エストロゲン(卵胞ホルモン)には、皮膚に潤いや弾力性を与えるコラーゲンの産生を助ける働きがありますので、更年期以降に皮膚や粘膜の乾燥や不快感が気になり始めたという場合は、エストロゲンの減少が原因と言えます。さらに、加齢により汗腺から分泌される水分も減少して、皮脂膜や角質層が薄くなり、皮膚のバリア機能が低下して、刺激に敏感になる人もいます。
頻尿や尿もれの原因はいろいろ考えられますが、コラーゲンの減少もその一つです。膀胱や尿道の粘膜が薄くなり、収縮が悪くなるので、尿が少したまっただけでも尿意を感じやすくなるということです。また、加齢とともに骨盤底(こつばんてい)の組織がゆるむと、尿もれが起こりやすくなります。
これらの更年期後の症状にが、鍼灸治療が最適です。自律神経を整えることによって、ホルモンバランスを調整して、血液循環をよくすることによって症状の改善が見込めます。
骨盤底筋の緩みには肛門を締めるようなトレーニングを一緒に行うとより効果的です。
國安鍼灸整骨院
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