夏バテの防止にツボ療法を!
2017/07/08
「早寝早起きをし、心持はのびのびとさせ、日中は大いに汗をかく」。これが「黄帝内経( こうていだいけい) 」(中国 の古い鍼灸医学古典)に書かれている夏場の過ごし方です。
ここには自然のリズムと 調和した過ごし方が健康によいとされ、示されています。
私たちの体は、夏には夏の体にあった過ごし方、冬には冬の体にあった過ごし方があります。
つまり、夏には皮膚血管が拡張し、放 熱を盛んにします。それでも追いつかない時は発汗して体温の上昇を抑えます。一方、冬には皮膚 血管が収縮して放熱を抑え、さらに代謝を高めて体が冷えないようにします。それでも追いつかない時には場合は体を震わせて熱を産生するということです。このように、体は周囲の状況をすばやく読み取って反応し、環境に適応しようとするのです。この適応しようとする力が、自然治癒力のひとつです。
ツボ刺激で夏場を元気になるためには”大椎 ”
① 環境変化に素早く反応できる体作りのツボ 気温やストレスなどの環境変化に素早く反応できる体づくりから始めましょう。私たちの体には 気の通路である経路があります。体表をくまなく流れ、外からの様々なストレスから身を衛 まも ってい る「衛 え 気 き 」を充たすために、「大椎 だいつい 」というツボをお薦めします。
1日1~2回、家にある爪楊枝 つまようじ を 使って作った爪楊枝鍼で 30 秒ほどタッピング(軽く叩いて刺激)します。 「大椎」のツボを中心に、周囲の皮膚に赤みが出る程度に刺激して下さい。
國安鍼灸整骨院
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