梅雨の時はなぜ関節が痛いの?
2017/06/29
今週は梅雨で、雨の日が多くなりそうです。
こんなお天気が続くと、関節や古傷、持病が出てきて、嫌な憂鬱な気分が続きます。
こんな時、痛みについての理解がなく、知識がなければ不安感も段々と大きくなり、
その結果、痛みを強く感じるようになっています。
ここで、もう一度、雨の日や湿度が高い日に、なぜ痛みや違和感が出やすいのかを理解しておくことが必要です。
では、なぜ起きるのでしょうか?
天気が悪くなり、気圧が下がると雨が降り出します。
気圧が下がると、耳の中の内耳が反応して、それが視床下部を通じ、自律神経の交感神経を優位にさせることになります。
交感神経の活動が高くることによって、ホルモンのノルアドレナリンが分秘されることになり、その結果、痛みが出現します。
また、血管も収縮させるため、血液の流れが悪くなります。
普通の状態なら、雨が降りそうな状態で、気圧の低下が起きても、
痛みを感じることはありませんが、リウマチにより神経損傷や、
炎症があれば、気圧の変化で痛みを感じやすくなることになります。
こういう体の仕組みを、知っているのと、知らないのとでは、
やはり、不安感は違ってきます。
知らなければ、悪化しているんじゃないのか?と悩みます。
知っていれば、「あ、気圧の低下が原因かな、また落ち着くでしょう。」
また、このような時には鍼灸治療を積極的に受けるようにすると嫌な痛みや気分的な鬱も改善されるでしょう。
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