95歳 戦時中の想い。
2017/06/01
デイサービスぴーなっつには
90歳以上の方も沢山来所されています
みなさんとてもお元気です
中でもある95歳の方ですが
戦争に行かれた話をしてくださいます
その方は歩兵だったとのこと
色々な戦争の話をしてくださいますが
一番驚いた話があります
他の国で戦死した方
ご遺体を日本に帰国して頂く話です
他国では
ある地域ごとに日本へ物資などを送り届ける個所があるそうです
そこで手紙のやり取りや
物資の調達などをするそうです
戦死されたご遺体は
そこの場所へ行って
日本帰国して頂くそうです
しかし
戦時中で他国ですから
毎回そういうことを出来るわけがありません
ですから戦死されたご遺体は
日本へ帰って頂くことができないそうです
すると
一緒に戦った仲間はどうするか
戦争に送りだしてくれた
戦死された
そのご家族の方に
なんとか体の一部だけでも帰したい
その願いで
ご遺体の両手の親指を切断し
骨にして
ご家族の方へお帰しするそうです
その親指の骨をソケットに入れ、首からぶら下げて
戦争中は移動するそうです
戦死されたご家族の方に
ただ言葉で
「あの方は戦死されました」
といわれても
ご遺体がないため
実感もなにもないと仰っていました
ですから
せめて
体の一部を
そのご家族にお帰ししたい
そのな願いだと仰っています
歴史の本では学ばない
とても貴重なお話です
その方から
もっと色々な話を聞き
学んでいきたいと思います
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