脳卒中の亜急性に鍼灸治療が有効という研究結果のレポートです。

脳卒中後、病状が安定してリハビリの段階の時期に、積極的に鍼灸治療を取り入れ改善された研究です。

脳卒中を起こしてから平均が４０日ぐらいの患者さん４５人をランダムに２つのグループに分けての実験です。

グループA：鍼灸治療とリハビリを受けるグループ

グループB：対象リハビリのみ受けるグループ

全ての患者さんは多岐のリハビリのプログラムを受けながら、グループAは一週間に３～４回３０分の鍼灸治療を６週間にわたり行って、グループＢのリハビリのみとの比較検討をした結果、グループBに比べグループAは一年後、運動機能、日常生活機能、健康状態を比較すると大幅な改善が見られたという報告です。

この結果より、脳卒中の亜急性の段階で鍼灸治療とリハビリを行うことにより長期的な効果が見られることがわかりました。