順天堂大学の外来に勤務する小林先生の「人生を決めるのは脳が１割、腸が９割」とい本があります。腸は第二の脳と言われていますが、自律神経と腸の動きは密接な関係があります。その理由として「オキシトシン」などのホルモンはほとんど腸によって分泌されているので腸の動きが悪くなると健康を崩してしまいます。整腸とメンタルヘルスには大変重要な関係があります。

腸には迷走神経という大きな神経が支配している。その神経が９０％ぐらい腸から脳へと情報を運んでいつことが明らかになっています。

抗うつ剤のセロトニンは腸内で９５％を腸内で見ることができます。食事やクスリ、ストレスなどが人の気分を悪くしても不思議なことではありません。

また腸は７０％の大量の免疫細胞も有している。これは腸関連リンパ組織と言われ、外部からの侵入者を撃退するうえで大きな役割を果たしている。

東洋医学でも、消化器系の機能は重要視しています。自律神経や免疫力を高めるためのツボは腹部にも多数存在します。