認知症は原因として脳が萎縮していくことにより初期症状が徐々に悪化していきます。

この脳の萎縮を少しでも食い止めるには脳への適切な刺激が必要不可欠です。

認知症症状への脳への刺激は鍼灸刺激も有効とうい研究結果が出ています。鍼灸治療は心地よく感じます。その気持ち良い感覚やツボ刺激がセロトニンなどの脳内物質の分泌に何らかの影響していることも基礎研究で明らかになっています。また、鍼灸刺激により大脳皮質や海馬などの血液循環量が増加します。認知症の原因は脳の海馬の神経萎縮していくことが考えられますので、この結果から鍼灸刺激は認知症への予防効果を期待できる可能性が十分にあると考えられます。