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【フランス補完代替医療の最前線:週刊誌『レクスプレス』での鍼などの『非従来型医療』の保険支払に関する報道】

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【フランス補完代替医療の最前線:週刊誌『レクスプレス』での鍼などの『非従来型医療』の保険支払に関する報道】

【フランス補完代替医療の最前線:週刊誌『レクスプレス』での鍼などの『非従来型医療』の保険支払に関する報道】

2025年5月5日フランスの週刊誌『レクスプレス』

「ニセ療法)の保険支払いに反対:医療従事者が求めるエビデンス」

 この記事の著者の1人であるアニエス・ビュザン(Prof. Agnès Buzyn)教授は、医師であり、パリ第5大学の医学部の教授であり、2017年から2020年にマクロン政権の保健大臣(日本の厚生労働大臣に相当)でした。

以下、引用。

「フランスの法律では2020年から公務員に対するフランス国家の義務を規定しており、国内最大の公的雇用主であるナショナル・エデュケーションはMGENおよびCNP保険との契約を締結したばかりだ。この契約は、法律を実施し保証を規定する省令に従い、非伝統的な治療法であるホメオパシー、オステオパシー、鍼(acupuncture)、ナチュロパシー、カイロプラクティック、ソフロロジーなどを補償対象としているため、注意が必要です」

 

「フランス上院は、2024年9月に発表した情報報告書の中で、健康保険の価格の急騰に対抗するため、非伝統的な治療(いわゆる代替医療)の適用範囲を見直すことを提案している。上院の報告書によると、こうした施術にかかる費用は過去8年間で5倍に増加し、2023年には約10億ユーロに達するという。」

 

「保健省が発表した『健康に関する偽情報』と闘うための声明は、『カルト的逸脱行為関係省庁警戒対策本部(MIVILUDES:ミヴィルーデス)』が繰り返し警告してきた非従来的な医療への資金提供とは相容れない。」

以上、引用終わり。

 アニエス・ビュザン(Prof. Agnès Buzyn)教授は、フランスの保健大臣だった2019年7月にホメオパシーの保険支払を止めることを政治的に提案しました。

また、記事の中で、『非従来型医療(PSNC)』が、コロナ禍以降の「陰謀論」の温床であることを指摘しています。 

 フランスでは、トレーニングを受けた医師と助産師による病院内の鍼は合法であり、保険が効くのですが、ホメオパシーや他の『非従来型医療(PSNC)』と十把一絡げにされている印象です。フランス語圏であるスイスでも鍼への保険支払いの見直しが議会で提案されており、フランス語圏ベルギーでも『非従来型医療(PSNC)』について議論があります。

 ヨーロッパでは鍼など補完代替医療が合法化され、保険支払が行われていたのですが、コロナ禍以降は補完代替医療従事者の間での陰謀論の流行、健康カルトなどの問題から、政治的な流れが逆転してしまい、補完代替医療の法的規制の政治的流れが強くなっている印象です。

 

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