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【鍼灸EBM最前線:鍼のエビデンスの現状「鍼がポジティブな効果を出す可能性が高い疾患」(21)食後愁訴症候群(PDS)】

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【鍼灸EBM最前線:鍼のエビデンスの現状「鍼がポジティブな効果を出す可能性が高い疾患」(21)食後愁訴症候群(PDS)】

【鍼灸EBM最前線:鍼のエビデンスの現状「鍼がポジティブな効果を出す可能性が高い疾患」(21)食後愁訴症候群(PDS)】

 2025年2月26日「鍼におけるエビデンスの現状:2017年から2022年の鍼のシステマティックレビューとメタアナリシスのレビュー」

 82疾患が「鍼がポジティブな効果を出す可能性が高い疾患」です。

以下、引用。

【消化器学(ガストロエンテロロジー)】

「食後愁訴症候群(PDS)」

以上、引用終わり。

2006年の「ローマⅢ(Rome Ⅲ)」が出版され、

「機能性ディスペプシア(FD)」が、

「食後愁訴症候群(PDS)」と、

「心窩部痛症候群(EPS)」、

に分類されました。

 「食後愁訴症候群(PDS)」は「機能性ディスペプシア(FD)」のサブタイプで、「胃もたれ感」が主訴になります。

 

2020年に世界五大医学雑誌『アナルス・オブ・インターナル・メディスン』に北京中医薬大学の劉存志(刘存志1975-)教授が食後愁訴症候群(PDS)のランダム化比較試験の論文を発表されます。

2020年

「食後愁訴症候群に対する鍼治療の効果:ランダム化臨床試験」

使われたツボは、

百会、膻中、中カン、気海、両側の天枢、内関、足三里、公孫です(

2023年にシステマティックレビューが発表されています。

2023年6月23日

「鍼治療は食後ストレス症候群の治療に効果的である:システマティックレビューとメタアナリシス」

※「【結論】統計解析の結果、鍼治療はPDSの治療に有意な効果があることが示されました。結論として、鍼治療は効果的な臨床治療法です。」

「食後愁訴症候群(PDS)」は、中国語では「餐后不适合征」です。劉存志(刘存志:Liú cún zhì :1975-)先生が論文を書かれています。

2021年

「鍼灸臨床研究の最適化と実施:食後愁訴症候群の鍼灸治療の成功事例からの考察」

《中国灸》2021年 第11期 1276-1280

北京の鍼の老中医、王楽亭(おうらくてい:王亭: 1895-1984)先生の「老十鍼(ろうじゅうしん)」を用いています。

上脘、中脘、下脘、気海、天枢、内関、足三里の10穴を用います。

 

北京中医薬大学の劉存志(刘存志:Liú cún zhì :1975-)教授は2022年3月に『鍼灸研究の科学問題(灸研究的科学问题)』という著作を出版されています。

 

1975年生まれの50歳で、1998年山東中医薬大学を卒業し、2001年に天津中医薬大学で博士を取得し、現在、北京中医薬大学鍼灸推拿学院副院長です。過敏性腸症候群(IBS-D)のランダム化比較試験も『アメリカ医師会雑誌(JAMA)』に発表されており、この分野の中国の第1人者ですね。

2022年12月 劉存志(刘存志:Liú cún zhì :1975-)

『アメリカ医師会雑誌(JAMA)』

「下痢型過敏性腸症候群の鍼:パイロット・ランダム化比較試験」

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