老齢動物への鍼治療 - アメリカ
「テキサスの獣医が慢性的な痛みを抱える老齢動物に鍼治療を施す様子をご覧ください」という記事が、アメリカの新聞「USA TODAY」のWebサイトに掲載されています。(USA TODAY 2025.3.8)
人間と同様に動物に対しても鍼灸治療を行うという話題は、ここ近年、数多く取り上げられるようになってきました。
今回は、アメリカのテキサス州にある「フォートワース動物園」でのお話です。
フォートワース動物園の獣医師補佐サラ・カニッツォさんは、国際獣医鍼灸協会認定の鍼治療を動物に実践していて、ウサギやヤギなど20頭以上の動物を治療してきたそうです。
彼女は眼科鍼治療など様々な技術を活用し、動物の健康改善に尽力しているそうです。
2024年には若いゾウへのゾウ内皮向性ヘルペスウイルスmRNAワクチン接種を成功させるチームに参加し、ゾウの感染リスクを大幅に減少させる画期的な研究を行ったそうです。
カニッツォ氏は異なる職種の経験も持ちながらも獣医師を目指し、動物園で7年以上勤務しているのだそうです。
人間と同様に動物に対しても鍼灸治療は、神経に対して、血流に対して、ホルモンに対して一定の効果があるようです。そのことが書かれている部分を下記に引用いたします。
要点は次の通りです。
・鍼治療は、 3,000年以上前に中国で始まったもので、体の特定の箇所に針を刺して治癒反応を引き起こす治療法である
・国際獣医鍼灸協会によると、鍼治療には神経を刺激し、血液循環を促進し、筋肉のけいれんを和らげ、ホルモンを放出する効果があるという
つまり人間と同様に、胃腸などの消化器系や、自律神経系、痛みの緩和にも鍼は効果的ということです。