株式会社 千乃

【鍼灸研究最前線:アレルギー性鼻炎】

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【鍼灸研究最前線:アレルギー性鼻炎】

【鍼灸研究最前線:アレルギー性鼻炎】

「アレルギー性鼻炎の治療における鍼治療のメカニズムと有効性に関する最近の進歩のレビュー」

 昨年、「むずむず脚症候群」が遺伝子ビッグデータのAI人工知能ディープラーニング深層学習によって、病因が解明されたのは衝撃的でした。この記事は、自らの知識アップデートのためのメモとノートなのですが、各疾患をできるだけ、最新知識にアップデートしていきたいです。

 アレルギー性鼻炎(Allergic Rhinitis:アラージック・ライナイティス)のゲノム分析により『41のリスク遺伝子座(41 risk loci)』が関連していることが2018年に明らかになりました。遺伝的にも、双子研究で遺伝率91パーセントとアレルギー性鼻炎の遺伝的要素はかなり強いです。

 

 さらに環境因子もあります。

 『ファームエフェクト農場効果(“farm effect”)』は、幼少期に農場で過ごした場合、農場のホコリに含まれる微生物が免疫系とバリア細胞の調節に役立ち、アレルギー反応を防ぐのに役立つという効果です。アレルギー性鼻炎の『生物多様性仮説(“biodiversity hypothesis”)』があり、自然環境との接触不足は、アレルギー性鼻炎を含むアレルギーの発症につながる可能性があります。

2010年「農場で育つと生涯にわたるアレルギー性鼻炎の予防につながる」

 『ジブリングス・エフェクト兄弟姉妹効果(“sibling effect”)』とは、「兄弟姉妹がいるとアレルギー性鼻炎を発症するリスクが軽減される可能性がある」という効果です。これは「幼少期に感染症に罹患する機会が少ないと、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患を発症するリスクが高まる可能性がある」という『衛生仮説』によるものと考えられています。

20237

「兄弟姉妹とアレルギー性鼻炎のリスク:システマティックレビューとメタアナリシス」

以下、2025年論文より、引用。

「【炎症調節メカニズム】」

NF-κBは重要な転写因子です。アレルギー性鼻炎患者では、通常、鼻粘膜で経路が高度に活性化され、TNF-αIL-1βIL-6 などの炎症性サイトカインが大量に産生され、炎症やアレルギー症状が悪化します。鍼治療は、 NF-κB 経路の活性を阻害することで、これらの炎症性サイトカインの発現を低下させることができます。」

TLR4(Toll like reseptor4)または MyD88を阻害すると、NF-κBの活性が大幅に低下し、炎症性サイトカインの発現が減少し、AR の炎症と症状が緩和されることがわかっています。鍼療法は、TLR4/MyD88/NF-κB 経路を調節することで、アレルギー性鼻炎に対して大きな効果を示しています。」

「【ツボの選穴】」

「一般的には、『迎香・印堂・合谷・足三里・曲池・大椎』が用いられる。」

 

 

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