鍼治療は更年期障害の症状を和らげる - アメリカ
「本当です:鍼治療は更年期障害の最悪の症状を和らげるのに役立つかもしれません – その方法は次のとおりです」という記事がアメリカの健康サイト「Well+Good」に掲載されています。(Well+Good 2024.12.27)
「Well+Good」は、「すべての人に 健康を」というテーマとし、各種の健康に関するコンテンツを提供しているサイトです。
今回の記事では更年期障害に対する鍼治療の効果を紹介しています。
更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンが減少することによって、自律神経などのバランスが乱れ、身体的、精神的にさまざまな不調が起こることです。
これらのトラブルや体調のコントレールに対して鍼灸が有効という内容です。
更年期症障害に対する鍼灸としては次のような症状に効果的とのことです。
・ほてりと寝汗
・睡眠の質
・気分の変動
・関節と筋肉の痛み
・体重管理
・性欲減退
・消化器系と腸の問題
・経験豊富な鍼灸師を見つける方法
・その他の更年期障害治療
・医療提供者にいつ診てもらうべきか
鍼治療はツボへの刺激により体内のバランス調整に働きかけるとされています。そのことが書かれている部分を下記に引用いたします。
・鍼治療は、体の特定のツボを刺激することで「内分泌系を調節し、ホルモンレベルをより安定させる」ことでこのバランスをサポートする可能性があると掲載者のパーカー氏は言う
・また、鍼治療は「ホルモン調節と解毒を中心に、体の500以上の機能に関与する」肝臓の健康を促進するとも考えられている
・鍼治療はホルモンの調和を保つだけでなく、「ほてりや寝汗を引き起こすことが多い体のストレス反応を軽減する」のにも役立つという見解がある。
体内のアンバランスを整えることが期待される鍼灸治療では、女性の体調不良にも効果的ということです。