米国内でも心筋梗塞などの後遺症のリハビリの鍼治療を活用せよとの主張を伝える
米国LA Times 2011,2,24
米国ロサンゼルスタイムズは2月24日の付の記事で、心筋梗塞の後遺症である運動機能や感覚機能の制限を回復させるリハビリ法として、米国でも鍼治療を用いるべきだとする内容のコラムを掲載しました。
このコラムでは、現在、多くの米国人が心筋梗塞などの後遺症に悩まされており、そのリハビリに中国や韓国で成果を上げている鍼治療をもっと活用しろという主張を、米国で開業する韓国人と思われる鍼治療家の主張として紹介しています。その中で、現在、米国の標準的な後遺症リハビリは選択肢が限定低的で不十分であるので、その補足的な治療として安全性と有効性が立証されている鍼治療まで活用範囲を広げてはいかがという主張が展開されています。さらに、中国や韓国では鍼治療を受けようとする患者の理由のうち、脳卒中の後遺症は2番目に多い理由であることも紹介されています。