腰椎へルニアにおける鍼灸の適応範囲 國安鍼灸整骨院 中野院
2025/08/19
近年、MRIの普及により、鍼灸絵御希望する腰椎椎間板ヘルニアの治療として需要が高まっています。
実際の臨床でも椎間板ヘルニアにおいても一定の効果が報告されています。
腰椎ヘルニアとは?
腰椎椎間板ヘルニアは、20代~50代に多く、椎間板の中にある髄核が線維輪を徐々に破って椎間板の外に突出し、神経根付近の坐骨神経を圧迫・刺激し炎症を起こし、臀部や下肢への放散痛、痺れ、運動障害などを併発する疾患です。
鍼灸による改善の理由の作用機序
ヘルニアによる神経の圧迫により、反射性に脊柱起立筋、腰方形筋、梨状筋などが過緊張し、さらに痛みや痺れを強くします。
鍼灸はこれらの筋肉のトリガーポイントに作用し、筋緊張の緩和や局所の血流改善を促します。
鍼刺激が脊髄後角の痛みの伝達を抑制するゲートコントロール理論により痛みの知覚を軽減する可能性を有します。
また、エンドルフィンやエンケファリンなどの内因性オピオイドの分泌を促進することで、痛みの閾値レベルを上昇することによって痛みのレベルが低下させます。
鍼灸刺激により、局所の免疫反応を調整し、炎症性サイトカインの産生が抑制され、その結果として、神経根の炎症や浮腫が軽減し症状を緩和します。
鍼灸は自律神経の調整する作用があり、ヘルニアに伴う慢性的なストレス反応に対し、副交感神経を優位にすることで腰部、または全身の緊張状態を緩和します。
鍼灸治療の適応範囲としては、軽度〜中等度の腰椎ヘルニアには鍼灸治療が有効です。
動作時や安静時腰痛、坐骨神経痛など、下肢の放散痛や下肢のしびれ・感覚異常または一時的な筋力低下などにも有効です。
長時間同一姿勢で悪化する症状を有し、西洋医学的治療で十分な効果が得られていない場合でも手術適応とまでは言えないが日常生活に支障をきたす症例には鍼灸は有効だと考えられます。
しかし、鍼灸治療はヘルニアそのものを解剖学的に“元に戻す”わけではありませんが、突出したヘルニアの周りの血流をよくすることで血球マクロファージが集まり、ヘルニア部を貪食することによりその結果として生じる疼痛・筋緊張・神経症状を緩和することができます。
また、保存療法の一環として、理学療法・運動療法・生活指導と併用することでより高い効果が期待されます。特に初期の段階や、再発予防としてのメンテナンス治療にも有効です。
新中野國安鍼灸整骨院では頸椎、腰椎ヘルニアの臨床経験が豊富にあり、わりと重篤なヘルニアの症状の改善にも効果的です。ヘルニアで悩みの方はお気軽にご相談してください。


