腱鞘炎にファシアスリックテクニックが効果的!
2025/07/07
ファシアスリックテクニック(別名グラストンテクニック)は、手首の腱鞘炎(過使用や慢性的な炎症による腱と腱鞘間の癒着)に対して、なぜ効果的か、以下に理由と具体的な症例をまとめました。
効果が期待できるメカニズム
癒着の剥離・筋膜の滑走性向上
専用ステンレス器具で筋膜・腱膜を皮膚上から擦ることで、筋膜同士や腱との癒着を剥がし、滑走を改善します。これにより手首や前腕の動きがスムーズに なります。
血流・リンパ循環の促進
摩擦刺激により局所の血流とリンパの流れが改善され、老廃物の排出や炎症成分の除去を促します 。
疼痛軽減と可動域の改善
硬くなった筋膜緊張を緩和し、可動制限を解消することで痛みを軽減し、関節の正常な可動域を取り戻します 。
リハビリとの相乗効果
腱鞘部への施術前後にストレッチや筋力強化を行うことで再発防止につながり、前腕屈伸筋や手関節周囲筋バランスも整います 。
実際の臨床からの症例報告
ケース
70代男性の手首の腱鞘炎
60代後半から手首に腱鞘炎を発症。整形外科や他の治療で改善せず、慢性化してしまい
介入:江坂のカイロプラクティッククリニックで、3回のファシアスリック(グラストン/IASTM)施術を実施。
結果:3回の施術にて完治し、現在でも再発していない。
なぜファシアスリックテクニックが「腱鞘炎」に向いているのか?
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効果項目 |
手首腱鞘炎への貢献 |
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癒着除去 |
腱と腱鞘の癒着解消で滑走性を回復 |
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循環改善 |
炎症の除去、修復促進、痛み軽減 |
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可動域・筋バランス |
手首前腕の動き・負荷を均等化 |
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再発防止の補助 |
ストレッチ+強化で筋バランス整備 |
ファシアスリックテクニックは、器具で筋膜・腱膜を滑らかに整え、癒着の除去・循環改善・可動域修正を同時に行える柔整手技です。特に慢性化した腱鞘炎では、従来の電気治療や注射に比べて、根本的な“滑走不全”を改善しやすい点が優れており、臨床でも短期間での改善例が報告されています。さらに、ストレッチや筋力トレーニングとセットで行うことで、再発リスクの低減にも繋がります。


