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鍼灸の不妊症に対する効果とそのエビデンス

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鍼灸の不妊症に対する効果とそのエビデンス

鍼灸の不妊症に対する効果とそのエビデンス

2024/05/25

 鍼灸は、古代中国に起源を持つ伝統的な医療技術であり、現代においても多くの健康問題に対して利用されています。不妊症に対する鍼灸の効果とその理由については、いくつかの研究と理論があります。

 

鍼灸の不妊症に対する効果

ホルモンバランスの調整

鍼灸はホルモンバランスを整える効果があるとされています。特に、下垂体、甲状腺、副腎などの内分泌腺に影響を与え、女性の月経周期を規則正しくすることが期待されます。

 

血流改善

 鍼灸によって骨盤内の血流が改善されることで、子宮や卵巣への血液供給が増え、卵巣機能の向上や子宮内膜の状態が改善されることが報告されています。これにより、受精卵の着床率が上がる可能性があります。

 

ストレス軽減

不妊症に悩む多くの人々は、ストレスや不安を抱えていることが多いです。鍼灸はリラクゼーション効果があり、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げることができます。ストレスの軽減はホルモンバランスの安定にも寄与します。

 

卵子の質の向上

鍼灸治療によって卵巣の血流が改善されることで、卵子の質が向上する可能性があるとされています。質の良い卵子は、受精後の発育においても重要です。

 

鍼灸が不妊症に効果的である理由としては

ツボ刺激

鍼灸では、経絡に沿った特定のツボを刺激します。これにより、エネルギーの流れ(気)や血流が改善され、体全体のバランスが整えられると考えられています。特に不妊症に関連するツボとしては、三陰交(さんいんこう)や気海(きかい)などが知られています。

 

神経系への影響

鍼灸は神経系にも影響を及ぼします。鍼刺激によって放出されるエンドルフィンやエンケファリンといった神経伝達物質が、痛みの軽減やリラクゼーションを促進し、全身の調子を整えます。

 

内分泌系の調整

鍼灸は、脳の視床下部や下垂体を通じて内分泌系に影響を与えます。これにより、エストロゲンやプロゲステロンといった生殖ホルモンのバランスが改善されることが期待されます。

 

研究とエビデンス

多くの研究が鍼灸の不妊症に対する効果を調査しています。いくつかの臨床試験では、体外受精(IVF)と併用することで妊娠率が向上する結果が示されています。ただし、鍼灸の効果については個人差があり、すべての人に効果があるわけではありませんが、特に不妊症に対するツボに鍼灸の施術を一定期間することによって子宮内膜の厚さが増加して、精子の着装しやすくなる研究結果が報告されています。

年齢、体質、ホルモンバランスなどによって違いはありまますが、不妊症に対する鍼治療は効果的であると言えます。

 

不妊症でお悩みの方はお気軽に新中野國安鍼灸整骨院にご相談下さい。

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