産婦人科病院で活用される鍼灸治療 – フランス
2024/01/17
以前、フランスの産婦人科病院での鍼灸治療がフランス・リヨンの地方新聞に紹介された記事です。
ロワール地方のウジェ病院では、1994年から鍼灸治療を取り入れるようになったということです。
現在では、助産師らの協議によってすべての患者に鍼灸治療が提供されているそうです。
良好な気の流れは、病気を遠ざけてバランスのよい健康を保つことに役立つということで、 特に妊娠中は多くの女性が重度の吐き気、消化器障害、不眠症、ストレスなどを経験しますが、鍼灸治療はこれらの症状を緩和するために役立っています。
産婦人科病院で鍼灸治療を行うメリットについて紹介している部分は以下のようです。
◆お母さんの気の流れがよく、体調がよいときは、赤ちゃんの機嫌もよくなります。
◆鍼灸治療には副作用が少ないため、薬の消費量を減らせたり、断薬させたりできる可能性がありこれは妊娠中の女性には重要なメリットとなる
出産の際には、鍼灸治療によって産気づくため、出産のきっかけとなるだけでなく、子宮の収縮を緩和して出産時間を短縮する効果もあります。
出産後は、鍼灸治療で母乳が出やすくなるようにするとともに、産後に多く見られる痔の問題にも対処できます。
そのほかにもこの病院では、不妊治療に鍼灸治療を取り入れてよい結果を得ているそうです。
さらに、閉経に伴って現れるほてりなどの症状にも鍼灸治療が行われ、更年期障害などの症状に緩和ができます。
このように婦人科系や特に出産前後の管理が鍼灸で可能なので、お悩みの方は新中野國安鍼灸整骨院にお気軽にご相談下さい。