PMS(月経前症候群)の治療は鍼灸がいい!
2022/10/04
PMS(月経前症候群)の治療は鍼灸
生理が始まる1週間前~2週間前くらいから現れる身体的・精神的に不快な症状は、「月経前症候群(PMS)」、または「月経前緊張症」と言われ、多くの女性が経験しています。
月経前症候群の症状は、非常に多彩で症状の強さも個人差がありますが、主に次のような症状があります。
・イライラして情緒不安定になる
・不安感、焦燥感
・抑うつ症状
・食欲不振
・倦怠感
・頭痛、頭重感
・腹部膨満感
・乳房の腫れや痛み
・顔や手足のむくみ
・動悸、めまい
・腰痛
・体の痛み
・凝りが酷くなる
PMS(月経前症候群)の原因
月経前症候群の原因は、はっきりとは解明されていませんが主に次のようなことが考えられています。
●黄体ホルモンの影響
排卵を終えた卵巣は黄体ホルモンが分泌されますが、このホルモンにより体に水分が溜まりやすくなります。
そしてこの水分が不快な症状を引き起こす原因のひとつとされ、この黄体ホルモンは、妊娠時に働くホルモンでもあり、ちょうど妊娠初期のような”つわり”に似た症状が起こるとされています。
●βーエンドルフィンの影響
月経の前になると、脳の中に分泌されるモルヒネ様の物質βーエンドルフィンが急激に低下します。そしてその結果、精神的に不安定な状態を引き起こすと考えられています。
●セロトニンの分泌低下
セロトニンは、脳内の神経線維末端から分泌されていまますが、神経情報を伝達する役割を担っていますが、月経の前にはこのセロトニンの分泌量が減少します。その結果、イライラや不安感、抑うつ症状が現れるということです。
【月経前症候群を乗り切るには】
月経前症候群(PMS)は、女性の8割が経験していると言われていますが、排卵がきちんと行われ、定期的に月経がある女性は現れます。
症状の現れ方は、軽い人もいれば日常生活に支障を与えるような重い人もいます。症状が現れる時期も、月経前の2週間前から始まったり、2~3日前に始まったりとさまざまですが、多くの場合、月経前症候群の症状は、生理が始まると同時に消失する傾向にあります。
日常生活に影響するような重い症状が現れる場合は、婦人科を受診する方が多く、漢方薬やビタミン剤、自律神経の安定剤などが処方されることがありますが、それによって症状が軽減したり改善したりすることばかりではありません。
そのような方にお勧めするのが鍼灸と高周波のインディバです。
新中野國安鍼灸整骨院では、PNSに特化した施術をして、効果がよく皆様に喜ばれています。