腰痛85%が原因不明、約5%椎間板ヘルニア
2022/09/29
よく聴く”椎間板ヘルニア”は首や腰に発症します。
腰椎椎間板ヘルニアは腰骨の間のクッション材である「椎間板」が変性して髄核というゼリー状の物が椎間板から飛び出し、神経を圧迫する病態をさします。ただし、画像診断でヘルニアが確認されたとしても、それが即、症状に結びつくとは限りません。長い間無症状のまま、ヘルニア塊が自然消滅、あるいは縮小するケースもよくあることです。
病院でのMRIやレントゲンなどの画像診断でも約5~6割ぐらいしか診断ができない場合があります。
実は腰痛の実に85%は原因不明だといわれており、残り15%のうち、椎間板ヘルニアが原因であると特定できるのはわずか5%程度に過ぎないといわれています。
椎間板ヘルニアと言うと、すぐ手術と思いがちですが、現在では実際に手術が必要な「病的なヘルニア」はごく少数なのです。
手術をしない保存療法では、整形外科では痛み止めのお薬、痛みが酷い場合には対症療法ではありますが、ブロック注射で痛みを鎮痛できる場合もありますが、ヘルニアのタイプによって痛みが良くならない場合も多々あります。
そこで、ヘルニアの症状に効果的な治療として鍼灸治療があります。
新中野國安鍼灸整骨院では、椎間板ヘルニアに特化した鍼灸治療を行っています。
ではなぜ鍼灸治療が椎間板ヘルニアによいかということになりますが、まずは鍼灸治療をすることによって、ヘルニアによって圧迫されている神経を解放することができます。
そして、ヘルニアの周りの血液循環をあげることによって血液中のマクロファージが活性化され、突出したヘルニアの部分を貪食してくれてヘルニアを小さくしてくれます。
定期的に鍼灸を施すことによって、少し時間はかかりますが、痛みや痺れの症状が改善されてきます。
また、鍼灸のツボを刺激することで脳から痛みを和らげるエンドルフィンというホルモンの分泌を促進して痛みを和らげます。
ヘルニアの程度によりますが、1~2ヶ月ぐらいでヘルニアもかなり良くなります。
また、腰痛の原因のうち、非特異性腰痛という原因が分からない腰痛も85%にも及びます。それらの原因が分からない腰痛などにも鍼灸治療の効果があることもしばしばあります。
是非、ヘルニアや非特異性腰痛でお悩みの方は気軽にご相談下さい!きっと、症状が改善され普通の生活が送れるようになると思います。