冷えは万病のもとです
2022/09/28
冷えは万病のもとです
冷え性の原因とは?
人間の身体は、もし外気温が低くても毛細血管に暖かい血液が流れ、体温が下がらないようにコントロールをしています。しかし、何らかの原因で毛細血管に暖かい血液が行き渡らなくなると、その部分の毛細血管が収縮し、血流が低下して冷たくなって「冷え」が生じることになります。
毛細血管への血流が悪くなる原因としては、以下のような事が考えられます。
●女性ホルモンのバランスの乱れによる冷え
妊娠や出産、閉経などで、女性ホルモン分泌のバランスが乱れ、体温をコントロールする自律神経に影響し、冷えが生じることになります。婦人科系の病気や無理なダイエットも女性ホルモン分泌のバランスが乱れる原因になります。
●自律神経のバランスの乱れによる冷え
過度なストレスや精神的不調などからの影響で自律神経のバランスが乱れると、交感神経と副交感神経のバランスも乱れ、コントロールとがうまく機能しなくなります。
体温を調節する機能もアンバランスになってしまうため、手足が冷えたり、急にほてったりという症状が現れます。
●温度調節機能の低下
気温が下がると、皮膚の神経がそれを感知し、「寒い・冷たい」という情報を脳に伝達します。脳はその情報を受け、身体の各器官に体温調節をするための指令を出します。しかし、近年の冷暖房機器の多用により、もともと備わっている温度調節機能失調してうまく働かなると、冷え性の症状が出現するようになります。
●食生活の乱れ
現代は、季節に関わらすアイスクリームやジュースなど、冷たい食べ物や飲み物を手軽にとれるようになっていますが、それが身体を冷やし、内臓を冷やし温度調節機能も鈍くしてしまいます。そして、それが冷え性の原因になっています。
●運動不足
慢性的な運動不足は、筋力低下が起こり、全身の血流も滞りがちになり、冷え性を誘発しやすくなります。
●衣服
体を締め付けるボディースーツや下着、衣服、靴などは毛細血管を圧迫し、血流を妨げます。また、ファッションで、真冬にタンクトップやミニスカートなどを着用する場合も十分冷え性の原因になります。
●貧血・低血圧
●動脈硬化
●静脈のうっ血
これらのことが原因となり、”冷え”が起こります。
生活習慣が原因で起こる”冷え”は、当然、生活習慣の見直しが必要ですが、それ以外の”冷え”の改善には東洋医学の鍼灸が効果的です。
新中野國安鍼灸整骨院では、”冷え”の治療と改善に鍼灸、高周波インディバ、温灸などの施術を行っています。
「冷えは万病のもと」と言われるように重篤な病気にならないように早めの”冷え”の改善につとめて下さい。