免疫力のアップとがん予防
2022/09/13
人間の身体の中では、誰でも毎日4000~6000個ものガン細胞が生まれています。
ガン細胞は、正常な細胞の遺伝子が何らかのきっかけでダメージを受けたり、突然変異を起こしたりして発生します。このような遺伝子を傷つける要因としては、タバコや紫外線、化学物質、ストレス、添加物、大気汚染、ウィルスなどが要因として考えられています。
正常な細胞は、ある期間の時期が来ると死滅し、新しい細胞と入れ替わりますが、殆どのガン細胞は死滅する事なく、猛烈なスピードで増殖して行きます。これがガンの怖さですが、身体の中でガン細胞が生まれても、誰もがガンになるわけではありません。
そこには人間に備わった免疫細胞の活躍があるからです。免疫力が強く、抗腫瘍作用が働けばガン細胞は弱体化し、自死へと追い込まれ、消滅します。しかし、何らかの影響で免疫力が低下すると、その時にガン細胞が増殖を始める危険性を誰もが持っているのです。
私たちがガンにならないためには、常に免疫力を強化しておく必要があるのです。万が一ガンになったとしても、免疫力を強化する事により、ガンを弱体化させる事が可能になります。
免疫力を強化してガンを予防!
ガンを発病すると、白血球数が極端に減少します。健康な時の白血球数は 男性:3900~9800個/mm3、女性:3500~9100個/mm3 ですが、ガンを発病するとその数が極端に減少し、それはまぎれもなく、免疫力が低下している状態ということになります。
ガンの予防には、食事の内容やストレス、運動などの生活習慣を見直し、免疫力を強化しておく事が重要です。免疫細胞が正常に機能すれば、私たちの身体にもともと備わっている自然治癒力が発動され、ガンに限らずあらゆる病気を撃退してくれるのです。
また、最近では医療現場でも従来の治療法に加え、「免疫力を強化する事により、ガン細胞を消滅させる」という試みが積極的に行われるようになって来ました。
その中に東洋医学の漢方薬や鍼灸も多く用いられ、国立がんセンターや多くの大学病院などでも特に鍼灸治療でガンの痛みを楽にし、がんの予防などにも役立っています。
また、新中野國安鍼灸整骨院では、インディバというがん治療を目的に開発された高周波治療器で、鍼灸と併用してガンの予防の施術を行っています。
これらの施術で血液循環をよくして、免疫細胞を活性化して免疫力高めたり、自律神経の調整、または精神的なストレスを解消したりすることができます。