スポーツ障害にはグラストンテクニック|新中野國安鍼灸整骨院
2022/08/22
グラストン・テクニック
この治療はアメリカで開発され、特に運動選手などが起こしやすい損傷への治療法です。
特別な金属製のインストルメントという器具を使い、筋膜の癒着や可動域制限を見つけて、その部位にクリームを塗り、この金属のプレートで皮膚の上から刺激を与え、筋・筋膜へのリリース(血液・リンパの流れを促進)をすることを目的とする治療法です。
頚椎捻挫/挫傷(頚部痛) 腰部捻挫/挫傷(腰痛) 手根管症候群(手首痛) 瘢痕組織
外側上顆炎(テニス肘) 内側上顆炎(ゴルフ肘) 回旋腱板症(肩関節痛)アキレス腱炎
膝蓋大腿障害(膝痛) 線維筋痛症 トリガーポイント 過労性脛部痛(シンスプリント)
スポーツ選手のコンディショニング足底腱膜炎(足裏痛) 各種スポーツ障害などこれらの疾患に大変有効です。
グラストン・テクニックは筋膜や筋肉、腱、靭帯といった軟部組織の治療のために発明された特許技術です。我々のカラダは筋肉だけでなく、骨、腱、靭帯、内臓器官、血管、神経などのあらゆる構成要素も「膜」で包まれています。「膜」は上記の構成要素をそれぞれの適正な場所に位置するように支えている組織です。「膜」の主成分はコラーゲン繊維と弾性繊維が合わさったものでできており、伸縮性に富んでいます。「筋膜」を例にすると、姿勢の乱れなどからくる緊張や血行不良、もしくは筋肉の使いすぎによるストレスなどによって短くなったり硬くなったり、癒着を起こしたりします。それらの癒着を取り除き、血液・リンパの循環を改善して痛みや疲労を除去する画期的な治療法です。
筋膜の癒着イメージ
腱の損傷イメージ