NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではり治療

毎週楽しみにNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を観ています。

8月14日（日）放映の冒頭で、源頼家（頼朝の息子）が鍼治療を受けていました。

一般の方は「何をしているの？」と、見逃したかと思いますが、そのシーンは、7月3日（日）放映分の冒頭で、源頼朝が受けていた鍼治療と同じです。
　　

　このシーンが、鍼治療をしているととても認識されにくいと思いますが、そこは鍼灸師“見逃しません”

この時代に鍼治療が行われていたことを示す良い機会となり、また、文献等を検索していると、怨霊を払う祈りや鍼治療はこの時代、かなり病気の治療として用いられていた様子です。しかも、今回の鍼治療で、頼家は奇跡的に回復しました。今回の頼家の病気が何で、快復した原因が何かわかりませんが、ドラマの中で、鍼をされた方が「汗は元気の源」という言葉を聞いいて、感染病で免疫力を高める効果があったのか？はり治療が何かの役にたっていたのではないかと思いました。