鍼治療は痛風の症状軽減に効果的 - アメリカ鍼灸Netより
2019/06/05
「鍼治療は痛風の軽減に効果的」という記事がヘルスCMIのサイトに掲載されています。
痛風は、尿酸が体内にたまり、結晶となって関節炎を引き起こす病気で、日本人は多い疾患と言えるでしょう。
尿酸そのものは体内で必要なものですが、体の代謝の働きが低下したり、食物からプリン体を過剰摂取したりすると、尿酸が関節に蓄積して関節炎の発作が起こります。
この関節炎は突然発症し痛みが激痛のため、この病名「痛風 (風が吹いても痛い)」という病名がついたようです。
今回の記事では、痛風の患者に対し鍼治療による効果がみられたとのことです。
この研究では、急性痛風性関節炎の合計92人の患者を薬物群と鍼治療群に分けて実験した報告です。
薬物群の患者は、インドメタシン系の錠剤を1日2回、10日間服用するように処方され、対象の鍼治療グループの患者には薬物療法はなく、経穴に鍼治療がされ比較検討がされました。
薬物群の患者に症状軽減の効果が見られたのと同時に、鍼治療グループにも効果が見られたという報告でした。
結果としては、薬はもちろん効果があったけれども、鍼治療が痛風の治療のためにNSAID(非ステロイド系抗炎症薬)に代わる効果がみられたとういことでした。
そして鍼治療は薬物のような副作用はほとんどないといわれていますので、安全面についてもメリットがありそうです。
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新中野の國安鍼灸整骨院
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