身体の不調がなければ鍼灸治療の必要はない? -「東洋療法雑学事典」更新鍼灸Netより
2019/04/10
東洋療法学校協会の公式サイトが更新されています。
「特に身体の不調を感じていなければ、鍼灸治療を受ける必要はないでしょうか?」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
鍼灸治療は不調になった体の中のバランスを整えたり、慢性の痛みを軽減させたりと、東洋医学的なアプローチによる治療であることは、徐々に周知されてきました。
特に、病院の検査では異常なしと診断されたけれど、まだ痛みが残る、などという場合や身体の不調残存している患者に鍼灸治療を試すケースが多いかと思います。
それ以外にも、不定愁訴の不眠やストレスなどによる体の不調や、自律神経の乱れなどにも鍼灸を希望する方が増えています。
そのように考えると、鍼灸治療は、何か悪いところや痛い部分があれば試してみる価値はあるけれども、症状が無い場合は意味が無いのか、という疑問が浮かんでくるかもしれません。
実は、そのようなケースでも、鍼灸治療の意味が無いということはないです。
東洋医学ではいわゆる「未病(みびょう)」という概念があります。
「未病を治す」という言葉があるように予防医療としての役割も担っています。
未病は、病気にはまだなってなく、なんとなく不調、未病を放置していると病気になってしまうという体の状態です。
そのような状態のときに、はりやきゅうの施術をして、血流改善などの鍼灸の効果により、体のバランスが整っていきます。
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新中野の國安鍼灸整骨院
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